トルコ:初日

 

みんなで食べたラフマジュン

合計およそ15時間の長いフライトを経て、無事にトルコに着くことができた。空港は沢山の人で溢れかえっているが、聞こえる言語はすべてトルコ語、私はこれからの生活に胸を躍らせた。

ゲートを出ると、現地の大学に勤務している日本人の山本先生、そして留学先の大学の先輩で、私たちのサポートをしてくれるセブデさんが待っていた。

空港で高いSIMカードを買った後、言われるがまま車に乗り込み、1時間もしないうちに大学に着いた。もう日が落ちているためキャンパスは暗かったが、とても広く綺麗なことはわかった。しかし、風が強くとても寒い。。私はキャリーケースに入っている服のことを考え、そこには半袖のTシャツしか無いことを思い出し、忘れることにした。

セブデさんの友だちであるエブが、キャンパスの中を簡単に案内してくれた。私たちが暮らすことになる寮はとても綺麗だった。しかし、元々1人部屋だと伝えられていたはずが、3人で1つの部屋だと言われた、先が思いやられる。。

部屋に荷物を置いた後、広いテーブルがあある大きな建物に移動した。時刻はもう既に22時をまわっていたが、皆晩ご飯をまだ食べていなかったために先生が出前を取ってくれたらしい。お腹がとても空いていたので嬉しかった。

取った出前は「ラフマジュン」と呼ばれるピザのような食べ物だった。トルコでよく食べられるB級グルメらしい。薄く丸い生地に、ひき肉やスパイスを乗せて焼いたもので、そこに別添えしてある野菜を乗せて包んで食べるのが正しい食べ方だと教えてもらった。味は思ったよりもジャンキーで、にんにくが効いていてとても美味しかった。しかし、ラフマジュンには問題点もある、それは、生地がモチモチすぎて噛み切れないということ、そして皆で食べるにしても量が多すぎるということだ。私は少食な方ではないし、お腹は空いていたのでいけるだろうと思っていたが、これは何枚も食べるものではないと確信した。「もてなしてもらっているのに残したら悪い」という気持ちと「あまり食べれないものだから食べたい」という気持ちから、結局3枚半食べた。案の定本当にお腹がいっぱいになってしまったが、楽しい会食だった。

その後は部屋に戻り、シャワーを浴びていよいよ入眠という流れになった。私はシャワーに入るのをめんどくさがる性格なので、普段は人より遅く入る。今日も一番最後に入ろうと思っていたので、同じ部屋の池田くんと服部くんが先にシャワーを浴びることになった。2番目に池田くんがシャワーに入っている時、シャワーヘッドが取れたのだ。どうしても戻すことができず、ホースのような見た目になってしまった。幸い、ちゃんとお湯は出るので問題なくシャワーを浴びることはできた、だがしかしホースである。ホースシャワー(略してホーシャワ)を終えた後、環境の変化で疲れたのか気絶するように眠った。少々不安なこともあるが、これからの2ヶ月半、頑張っていきたい。

トルコ人

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