スペイン:ホストファミリーと地元の人たちが集まる市場
市場に並んでいる野菜の写真 手前から唐辛子(Pimentos de Padron)、パプリカ、ズッキーニ
ホームステイ先のホストファミリーは毎週日曜日の昼の12:00頃から地元の人達が集まる市場で1週間分の食糧を買いに行っていた。私も何度か同行させてもらっており、今回のブログではそこで収集した情報や集めた情報から私が思ったことや考えたことについてまとめたいと思う。
まず、ホームステイ先から車で10分くらいかけて市場のあるアルマンハヤルという地域に行く。市場に着く頃には既に沢山の人で賑わっていて、様々な野菜や日用品がお店には並んでいる。一際目立つのはお店の人達の威勢のいい声でこの点は日本の市場でもよく見られる光景である。そして、野菜や果物はホームステイ先の近所のスーパーよりも安く、量り売りが基本となっているようでした。
ホストファミリーにお店で売られている品物に関してやこの市場に集まる人達はどのような背景を持った人達が多いのかということについて質問しました。
買いに来ている人達の多くは地元の人達で、中には一部観光客もいるようでしたが、ごく少数であるように見受けられました。売りに来ている人達の多くは西アフリカにルーツを持つ人が多いとのことでした。中でもモロッコから来ている人達は多いようでグラナダの街中の雰囲気とは何処となく違う雰囲気を感じました。
主に売られているものは、野菜や果物の生鮮食品なのですが、香辛料系の食品、食器や調理器具などの日用雑貨、衣類やアクセサリー、玩具などのお店もありました。また、多くのお店がパイプテントの下で営業を行っていたので、フリーマーケットのような雰囲気でした。
市場で買うメリットは生鮮食品に関しては自分の目で見たり、実際に品物に触れて品物の良し悪しを選べるところにあると思います。デメリットは少し衛生面に関する懸念が僕はあると感じました。実際現地で市場を歩いていると店の周りに散乱している生ゴミなどを目撃しました。また、衣料品に関していえば、スペインではサッカーが人気なので有名なチームのユニフォームや靴を売っていたりするのですが、それらは明らかに相応な価格ではなく、非常に似ているコピー品である可能性が高くその点も買い手側は気をつけなければいけないと感じました。
先述したようなデメリットもいくつかありますが、地元の人達が集まるだけあって非常に活気があり、何も買わなくても売っているものを見て散策するだけでも十分楽しい雰囲気を感じることができ、言語学習の面でも非常に有意義な時間を過ごせたので良かったです。
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