スペイン:マドリード観光
マドリードはスペインの首都であり、またスペイン最大の都市として知られている。マドリード市内を歩いていると、気軽に入りやすいカフェやレストランもあれば、タパスがメインとなっているお店もあるなど、食の面でバリエーションがあったのはとても魅力的であった。私もチュロスが有名な老舗のカフェやサン・ミゲル市場、レストランなどに訪れ、マドリードの食文化を堪能できた。私が滞在したホテルが観光の中心部でマヨール広場という有名な広場から徒歩1分の場所だったこともあり、比較的移動が楽だった。
マドリード王宮は西ヨーロッパで最大の規模を誇る宮殿です。イギリスのバッキンガム宮殿やフランスのベルサイユ宮殿の約2倍の135,000平方メートルの敷地には3418室もの部屋があり、その美しい内装や美術品を見学するために、多くの観光客が訪れる人気スポットでした。宮殿は18世紀に建てられた。しかし、火災で消失し、その後再建され、1751年から今日までマドリードの象徴として多くの人に愛されている。建物の周辺には美しい庭園がいくつもあり、緑に囲まれた気持ちの良い景観は、ゆったりと時間を過ごすのに最適であった。
マドリードの中心部に位置するレティーロ公園は歴史と美しい景観で知られている公園で中にある宮殿の起源はフェリペ4世の治世にまで遡り、オリバーレス公爵の主導で建てられた。カルロス3世の治世に、天文台とブエン・レティーロ王立磁器工場が付け加えられ、フェルナンド7世の時代には、池の桟橋とカサ・デ・フィエラスが建築された。公園の最も傑出したエリアの中には、アルフォンソ12世のモニュメントがある大きな池、ベラスケス宮殿と水晶宮、バラ園があり、さらに、マドリードで最も古い樹木のひとつであるメキシコラクウショウがある花壇もある。1935年には、「歴史芸術価値のある庭園」に指定された。観光客だけでなく、市民の憩いの場ともなっている公園内の池ではボートに乗ることができ、ボートから見れる景色は格別であった。ガラスの宮殿(水晶宮)は、1887年建築家リカルド・ベラスケス・ボスコによって建てられ、ガラスと細い鉄骨でできた繊細な建物で公園内でも特に、優雅で印象的な建物であった。宮殿であるものの今は展示会場として使用されることが多く、頻繁に絵画や写真などの展示会が行われているようであった。訪れた際は休館日で内部を拝観することはできなかったが、外観を見るだけでも充分満足できた。
プラド美術館は歴代のスペイン王家のコレクションが展示されている美術館で1785年に国王カルロス3世が建設を指示した当初は自然博物館となる予定ただったが、実現することなく、1819年に王立美術館として開館された。その後、1868年にプラド美術館に改称、現在は国立の美術館として国内外から多くの見学者が訪れている。以前ピカソが館長を務めたことでも知られている。プラド美術館は展示されている作品だけでも数千点に及ぶため館内はとても広く、名画と言われる作品数多くあった。
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