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セネガル:セネガルの地面

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写真1.滞在している家の周辺の写真。馬や牛、羊、鶏の家畜が放牧されている。いたるところに廃棄物がある。   初めてのアフリカ地域は、想像していたよりも気温が低く、渡航直後の段階では日本との差は感じられなかった。日中は 22 度前後の気温で高いわけではないが、日差しが強く個人的には過ごしやすい温度に感じる。しかし、太陽が出ていない朝と夜は風も相まって体が冷える。日中は半袖のシャツで過ごし、日が沈むと長袖を着て調整した。   セネガルに到着し空港を出ると、これからお世話になる Soda さんが迎えに来てくれていた。笑顔で迎えてくれた Soda さんの第一印象は細かい気遣いをしてくださる方で車に乗って移動する間体調やこれからの生活のことなど向こうから話しかけてきてくれた。しかし、挨拶をしようとするがフランス語学習をおろそかにしており、全くと言っていいほど会話ができず翻訳機を使ったコミュニケーションになってしまった。   大学が始まるまでの1週間は、居住地周辺の散策とラマダン期間中も利用できるお店の開拓、お世話になる方々との交流をしているうちに終わった。この間、居住地周辺にあるスーパーマーケットやサンドウィッチの屋台に加え、野菜や肉、果物、指輪など様々なものが売られているローカル市場で食料品を購入して、日々の食事とした。日中にも開店している飲食店を探して、いろいろな道を探し回ったが居住地周辺には見当たらなかった。   写真2.シェク・アンタ・ジョップ大学周辺の道に自生した植物。日本でも似たような植物がみられる。 このように、居住地周辺や大学周辺を散策してみて気づいたことだが、セネガルの土はほぼすべてが砂である(写真1)。稀に日本でも見られる水分を含んだ土があるが、今のところ植物を育てている場所でしか確認できていない(写真2)。セネガルでは砂漠化が問題となっており土に栄養と水分がないため植物が育たず食糧不足に陥っていることは知っていたが、首都であるダカールでも植物園以外では土は見なかった。   写真3.滞在している家の周辺の写真。理由は不明だが道路に水が溜まっている。  土に栄養と水分がないため植物も乾燥に強い種類なのだと思う。どのような植物が自生しており、どのような特徴があるだろうか。このことは、今回の海外長期 FW の研究テーマの...

フランス:アンジェの夜

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アンジェは、昼間は歴史ある城や穏やかな街並みが美しい場所ですが、日が落ちるとその表情は一変します。 夜の帳が下りた街に繰り出すと、そこには昼間の静寂とは対照的な、エネルギッシュな世界が広がっていました。通り沿いのテラス席は笑い声で溢れ、人々が思い思いに夜を楽しんでいる様子は、まさに「熱く賑わっている」という言葉がぴったりです。 拙いフランス語で緊張が走る注文タイム 写真1.アンジェで飲むビール そんな雰囲気に誘われて入ったバーで、まずは喉を潤すことに。今回はフランスの定番ビアカクテル ** 「ル・パンチ( Le Punch )」 ** とビールを注文しました(写真1)。 「 Le Punch , s'il vous plaît... (ルパンチをください)」 まだ慣れない、自分でも拙いとわかるフランス語での注文。通じるかどうかドキドキしましたが、店員さんが笑顔で頷いてくれた瞬間、その緊張は心地よい達成感に変わりました。完璧な言葉じゃなくても、その場に溶け込もうとするプロセス自体が、旅の醍醐味かなと感じました。 写真2.バーの帰りに、締めにバーの前のケバブ屋さんへ。フランスに来てから、クロワッサンやバゲットよりも食べている。 ビリヤードで更ける。夜飲み物を片手に、店内のビリヤード台へ。カラン、という小気味よい音とともに球が転がる様子を眺めながら、友人や現地の人々の熱気に包まれて過ごす時間は、何物にも代えがたい贅沢なひとときでした。異国の地の夜風に当たりながら、お酒と遊びに興じる。アンジェの夜は、ただ楽しいだけでなく、自分の世界が少しだけ広がったような、そんな特別な気分にさせてくれました。 匿名

セネガル:歳の離れた友達

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  2024 年の夏短期フィールドワークで様々な国の行き先が候補としてある中で、私はセネガルを選びました。大学のプログラムでアフリカに行ける大学は日本の中で見ても稀だと感じました。初めは目的などなく漠然とアフリカに行ってみたいという思いで行き先を選択しました。いざ行ってみると今まで想像してきたアフリカとは別世界と身をもって体験しました。街ですれ違う際やお店でも多くの人が笑顔で下を向いて歩く人はほとんどいませんでした。ブティックと言われる簡易的なコンビニで商品を購入する際には、 何もわからない私たちに対して率先して親切に教えてくれる人の温かさやフランクな雰囲気に惹かれて長期フィールドワークでももう一度行きたいと思いました。   2026 年長期フィールドワークでセネガルにきて、友達と呼べる人は 3 人できました。彼らは、 私と 同世代ではなく、 1 人は 30 歳、 1 人は 50 代、 1 人は 60 代。日本で生活していたらこの年齢差で友達と呼ぶことはなかなかありません。 3 人ともフランス語とウォロフ語、そして、英語が多少できる程度で話していていましたが、全て相手から話しかけてもらって仲良くなりました。今の私の状況を説明するとすぐにフランス語やウォロフ語をわかりやすく教えてくれ、それ以外にも日常の他愛のない会話をしています。 (写真1)大学近くのチェブジェンのお店(撮影日 2026 /3/18 ) みんな口を揃えて言うのは「もう友達だから何でも頼って」。この言葉に深い意味はなく話していますが、日本と比べたらすごく積極的で人種や言語の壁一切関係なく積極的に話してくれています。特に、一番初めに仲良くなったマニュさんは、初めてチェブジェンを食べたお店(写真 1 )の常連さんで、お金を払うタイミングや食器の片付け方まで全て教えてもらって仲良くなりました。何度もお店に足を運ぶにつれてどんどん仲良くなり ました。マニュさんは、 休みの日でも予定を空けて、ダカールで一番大きなモスク(写真 2 )に連れて行ってくれて、そこでフランス語で説明されたことを私たちがわかるように英語で説明してくれました。他にも、マニュさんの紹介であったお友達の家に呼んでもらい、お昼ご飯に「ヤッサプレ」(写真3)と呼ばれる鶏肉にタマネギソースをかけたセネガルでは家庭やお店でも食べら...

セネガル:イスラームの社会

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  2 回目の渡航となったセネガル。初めての渡航は 2024 年 8 月から 9 月にかけ、海外ショートプログラムで、ダカール、サンルイ、ゴレ島など短期間のなかで様々な場所を訪れた。首都ダカールのにぎやかな市場や道路の混雑、サンルイの落ち着いた街並み、ゴレ島の歴史的な重みのある空気、教科書や映像で見てきた「アフリカ」とは違い、そこには人々の生活が確かにあり、日常があった。セネガルの様々な文化に触れ、もう一度セネガルに行きたいと思った。 懐かしさと新鮮さが入り混じり、到着した時は不思議な高揚感に包まれていた。私がセネガルに到着したのは 2 月 27 日であり、ラマダン終了まで約 20 日を残していた。ラマダンとは、月の満ち欠けによって始まる日が変わるというもので、約 1 ヶ月間ある。この期間、毎朝 5 時頃から夜 7 時半過ぎ頃まで、一切の飲み物と食べ物を口にしない。当初はそれほど気に留めておらず、むしろ「断食」自体に興味があったため、楽しみですらあった。 写真① アパートの近くにいる動物たち(撮影日: 2026/02/28 ) しかし、実際にセネガルでの生活が始まると壁に直面した。大学の授業後、喉の渇きと空腹に耐えかねてカフェエリアへ向かったものの、ラマダン期間中のため営業しておらず、どの店も閉まっていたのである。最初の 2 週間は、こうした環境に慣れるまで苦労した。街を歩いていると羊や牛といった動物たちを目にすることがある。これはラマダン終わりのタバスキ(犠牲祭)というもののため、ムスリムが捧げものとして食べるのでラマダン期間中によく目にした。(写真 1 ) 日中の断食を終え、日没後はじめてとる食事をイフタールと言い、家族や友人が集まり、食事を共にする。 そのため、マグリブ(日没後の礼拝)の前は、店が開店し、食材をたくさん持っている人を多く見かける。 実際にイフタールを経験したことがないが、日没前の独特な空気感に触れた。 私自身も断食を経験しようと試みたことがあるが、食事に関しては耐えられても、喉の渇きだけは非常に厳しく、水を飲んでしまった。街を歩くと、人々は唾を吐きながら(体内にものを入れないようにするため)も平然とした様子で仕事や日常生活を送っていた。 ラマダンを実践する人々の姿を通して、信仰に基づく規律ある生活の重要性を実感した。飲食を制...

カナダ:カナダのコミュニティパントリーについて

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  私は 3 ヶ月の長期フィールドワークとしてカナダでフードロスの取り組みについて調査をしてきた。近年、世界の目標として掲げられている SDGs を意識するような取り組みや声掛けが様々な所でみられる。日本でも同様に SDGs を心がけた取り組みが行われている。身近な例としては、飲食店のストローが紙ストローに変わったことやコンビニなどのレジ袋が有料になったことなどが挙げられる。これらは一見些細なことのように見えるが、世界単位で見てみると地球環境に対して大きな貢献をしている。そんな中で日本だけでなく、カナダではフードロスについてどんな取り組みがされているのかを調査することにした。実際カナダにはフードロスに貢献するような取り組みがされていた。フードバンクと呼ばれる様々な理由で市場に流通出来なかった商品などを寄付として、無償で必要な人や団体に提供する活動やコミュニティパントリーと呼ばれる地域住民が食品や日用品などを無償で持ち寄ったり、持ち帰ったりできる場所が設置されているなど様々な取り組みがされている。企業だけでなく個人でもこのような参加できる形を取れることは、 SDGs などだけに限らずコミュニティとしても良い方法だと思った。私はフードロスから発展して、フードロスの活動にも貢献しながら受け手・送り手の関係で成り立っているコミュニティパントリーに焦点を当て、調査をすることにした。下に記載している写真はフードロスに関する取り組みや私が実際に訪れたコミュニティパントリーの写真である。これらはバンクーバー内のものなので他にもカナダ全体でみると沢山のコミュニティパントリーがあると考えられる。(ち) Too Good To Go→食品ロスを削減するために、飲食店やスーパーマーケットなどの店舗で余った食品を割引価格で購入できるアプリ ( アプリ利用日: 2025/06/01) Kitsilano Little Free Pantry(2025/06/11) Quest Non-Profit Grocery Markets, Hastings St. (2025/06/28) Mount Pleasant Community Fridge (2025/7/16) The Soap Dispensary Community Fridge (2025/07/16)