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トルコ:イズニック旅行

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5 月 4, 5 日のイズニック旅行についてブログを書く。 私はイズニックタイルの生産過程についてフィールドワークをするため、イズニックタイルの最初の生産地であるブルサ県にあるイズニックという小さな町に行った。 イスタンブールからブルサまではバスで 3 時間半かかるが、バスは揺れも少なくふかふかの大きい座席なので特に負担はなかった。ターミナルから路面電車に 20 分ほど乗ると、ブルサの中心地に着く。イズニックにより長く滞在するため、前日の 4 日はブルサにある友達のお家に泊まらせてもらった。イスタンブールと比べてブルサは人が少なく電車も空いていて、自然がたくさんあり温泉も有名で、とても気に入った。 ブルサからイズニックまではシャトルで 1 時間ほどかかり、料金は 500 円ぐらいだった。ブルサではずっと雨で寒かったが、イズニックまでの道中から晴れ間がでてきて、イズニックはとてもいい天気だった。気温もちょうどよく、太陽に照らされているたくさんの緑が綺麗でとても平和だった(写真1)。町並みも住んでいる人々も素敵で、私もこんなところに住みたいなと思った。日本もトルコも「ちょっと田舎」はやっぱりどこも良いなと思った。ブルサからイズニックまでの道中も、オリーブ畑や新緑の中をガタゴトと走り、青い湖が見え、すれ違う車も少なく、寝るのが惜しいぐらいだった(写真2)。 写真1.平和な街イズニック 写真2.お店が集まってにぎわう通り イズニックの町に着いたらまず、行きたかったイズニックミュージアムに行った。イズニック全体の歴史から、石器時代からローマ時代やオスマン時代に触れ、イズニックタイルの原点についても学ぶことができた。その後、町を歩いて回り、イズニックタイルのお店でお話を聞いたり、タイルのお店が並ぶ市場で買い物をしたりした。手作りのものがたくさん並び、どれも個人の味があり、すべてが本当に眼福だった (写真3、4、5) 。 写真3.お話しを伺ったタイルのお店で絵付けをしていた女性 写真4.タイル市場の看板 写真5. 可愛いマグカップ 夕方、ヤロヴァまでシャトルに乗り、ヤロヴァからイスタンブールのイェニカプまでフェリーで帰った。イスタンブールでも思い出に残る日々はもちろんあるが、イスタンブールでは味わえないであろう素晴らしい経験ができ、気分も晴れ、とても有意義な休日になった。 ゾウ

ニュージーランド:オークランドの日常

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 前回のブログから今回まではいろんなところに友達やホストファミリーと行ったが特に印象的だった場所はオークランド動物園とその隣にある公園だった。また、平日の放課後には友達とビリヤード史に行ったり古着を見に行ったり、美術館や博物館が無料で入れるのでそこでゆっくり展示物を見たり、おいしいグルメを探してオークランド銃を歩き回っていた。友達面ではブラジルから来た男の子と仲良くなったり、クラスも変わり新しくなったので先月よりも多くの人と友達になれた。韓国人の人と一緒にいることが多かったので英語よりも韓国語が上達してしまった気がする。  ホストファミリーも長男と意思疎通できるようになったと思いたい。次男も2.3回注意したらさすがに自分のお菓子やモノを勝手に使うのをやめてくれてよかったキレるところだった。  ついに帰国する月に入ったが案外早かったし楽しめたしお金さえあればもっと住み込みたいと思える場所だと感じた。   アルバートパーク横の美術館     オークランド動物園     ビリヤード      動物園の横にある公園

ニュージーランド:オークランドで出会える動物たち

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 ニュージーランドでは、様々な動物を見ることできて、また触れ合える場所もある。今回はニュージーランドで一番大きい動物園、「オークランド動物園」と動物と触れ合うことが出来る「Kiwi Valley Farm Park」について書こうと思う。1つ目の場所、オークランド動物園は大きく分けて6種類のエリアに分かれている。入場で渡されるパンフレットや園内の案内看板など、動物園内の説明には英語のほかにマオリ語でも書かれている。また、各エリア指定されて時間になると飼育員さんが訪れそこにいる動物についての説明やエサやりがあるので、実際に動物が動いているところを見ることが出来る。この日はニュージーランドにしか生息していない鳥「Kiwi」を見るために動物園に行った。Kiwiは夜行性の鳥なので、とても暗い場所で飼育されている。飼育員さんが説明してくれる時間に行ったこともあり、実際に動いているところを見たり写真を撮ったりした。また、オークランド動物園は日本の動物園とは少し違っていて、出来るだけ野生の生態を守りながら飼育されている。動物の数に対してかなり大きなエリアで飼育されていた。オークランド動物園にはバスで簡単に行くことが出来る。また、お土産屋さんもあるのでお土産を買うこともできる。  2つ目の場所は「Kiwi Valley Farm Park」といって羊やヤギ、ラマなどといった牧場にいるような動物と触れ合うことのできる場所である。入場するとチケットと一緒に牧草などの入ったエサをもらい園内にいる動物にエサをあげながら見て回ることが出来る。そして、園内にはファームのほかに、迷路や乗馬体験、トラクターに乗って園内を回る体験や、ウサギやモルモットといった小動物を膝の上にのせて触れ合える場所などがある。動物の種類もとても豊富でニュージーランドといえばという羊のほかに、ヤギ、ラマ、馬、カモ、アヒル、ニワトリ、ウサギ、モルモット、マウスなど小食系の動物がいる。場所が少し不便な場所にあるので、車で行くことをお勧めする。   オークランド動物園入り口看板 チケットは大人$35 学生証提示$29 (撮影日:2024/03/17)   オークランド動物園 園内マップ (撮影日:2024/03/17)   kiwiの飼育されている場所の看板 専用の飼育部屋で中は真っ暗 (撮影日:2024/03/17)   オ

ニュージーランド:ニュージーランドの博物館

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 ニュージーランドの生活にも慣れ、英語学習も順調に進んでいる中、ある留学生から「オークランドの博物館は広くていろんなものが展示されているから行くべき」とおすすめされたので、友人を連れて行ってみた。学校から徒歩で行ける距離にあり、広い草地を抜けた先に大きな博物館が姿を現した。自分の想像より遥かに大きかったため、圧倒された。入場料はニュージーランドに3ヶ月滞在しているため無料だった。館内に入ると天井の綺麗なガラス装飾が吹き抜けであり、とても幻想的だった。一階部分は主にマオリの展示品があり、建築物や武器、装飾品までさまざまなものを閲覧することができた。上の階では生き物の標本や骨格標本などが多数展示されており、中でもモアという大きな鳥にとても魅了された。最上階では主に戦争や戦時中についての展示があり、心苦しい気持ちになった。博物館というと小さい頃に行った記憶がほとんどで、あまり面白いような場所ではないと無意識のうちに思っていたが、20歳になって少しずつ大人になってきた今博物館に行くと、今までには感じたことのない展示に対しての関心や考えが出てきてとてもいい時間だなと思った。    博物館の外観(撮影日:2024/4/29、以下同様)   入口の天井     マオリの建造物     化石エリア     戦争関連

ニュージーランド:ニュージーランドでの生活

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 ニュージーランド留学も半分が経過。もうそんなに経ったのかという気持ちが大きい。こっちの生活にも慣れてきて、学校の授業は退屈だけど楽しく過ごせているのと同時に日本が恋しい。近くに日本食が食べられるところを探して天丼を食べてみたがそんなに感動しなかった。 「てん華(てんはな)」という店の天丼      味噌汁も食べようと思えばお店はあるけど、味噌汁は帰ってからのお楽しみにしようと思った。ちなみに抹茶味のポッキーを食べて衝撃が走ったのを覚えている。 4月から5人のクラスから20人のクラスに変わった。今月からELAに来た人のうち5人が同じクラスになった。そのうち3人が日本人でブラジル人の子も来た。日本人の一人が自分と同じ誕生日でびっくりした。ニュージーランドでそんな人と出会うとは思わなかった。 フィールドワークはテーマを変えた。自分の関心のある事や好きな事をテーマにし、計画しても調査する気が起きなかった。計画の解像度が低かったのもあるかもしれない。 残りの時間は改めて決めたフィールドワークを進めていきたい。

トルコ:身近なイスラム教のルール

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これは先々週の話。 いつも通りスレマニアキャンパス行きのスクールバスに乗ってスレマニアに向かおうとして 1 人用の席に座り出発を待って座っていると男の人に精華の女子の横の席に座るように指示された。色々席が有り余っているのになぜ?と思った。当時は 1 人席がいい自己中心的な人かなと思ったけどバスに乗って気になったので調べていると宗教に関係するそう。言われた時は正直嫌やったけど理由を知って仕方ないなと思った。イスラム教では未婚の女性と1対1になることや体に触れる行為は、スタッフであっても宗教上、許されないので、肩や手でも決して気安く触らないこと。 「相手の手を握ったら結婚しなくてはいけなくなるぞ」と、やや冗談気味に言われることもあるそう。 これは僕の推測かもしれないがモスクでお祈りする空間が分けられているのも理由の一つなのかなと思った。 普段日本で生活していてこういうことを全く気にしないので日常生活のちょっとしたことだがイスラム教について知れた瞬間だった。 匿名希望

トルコ:トルコの日本食事情

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  天ぷら粉。大きなスーパーに行けばいくつかの日本食材を見ることができる。 キッコーマンの醤油。高い。 寮で作った野菜の天ぷらたち トルコはよく、新日の国と言われることが多い。 それはトルコ人もよく分かっていて、トルコ人は本当に、日本が好きだ。 私が日本人と言えば、喜ばれることがほとんどだし、語学の話をすればほぼ 100% 、トルコ語と日本語は兄弟なんだよ、的な話をされる。しかし、そんな日本大好きトルコでも、日本食を手に入れるのは本当に難しい。勿論、アジアレストラン的なものはあるし、日本が好きだから、 sushi や udon などと売り出してはいる。けれどやはりレストランの価格は高いので、頻繁に行くことは難しいし、 sushi に挑戦したとしても、おそらく私たちが想像するような寿司ではないだろう(トルコ人は生魚を滅多に食べない)。 ならばスーパーに日本食はあるのか。ということで何度か大きいスーパーに行ってはみたものの、そこですらやはり高い。ポン酢は日本と同じ大きさくらいのもので 300 リラ(約 1500 円)、おそらくトルコ産であろう怪しい天ぷら粉も 300 リラ、海苔に関しては大容量ではあるものの、 460 リラ(約 2200 円)と、とても買えたものではない。日本人が好きなマヨネーズもここで使われるマヨネーズとは全く違うし、醤油だってキッコーマンはあるけど、それを買うと 200 リラ(約 1000 円)くらいはするだろう。というわけでトルコに行く人で食事が不安な人は出汁の素や調味料を持っていくことをお勧めする。 お米は基本的に食べられているから、調味料さえあればなんとかやっていけるだろう。あとはハラール認証のものしか食べれない人もいるので、現地の人に料理を振る舞いたいのであればそのような確認も忘れずに。とは言っても Imam bayıldı や Döner , Sarma などトルコ料理にも美味しいものが多いので、是非挑戦してみることをお勧めする。 Afiyet olsun! yonca