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台湾:国立台南大学附属啓聡学校への見学訪問

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  台湾に来て早くも 1 ヶ月が経ち、現地ろう友人との交流も増えて楽しい留学生活を送っている。 ( ブログに何を載せようか悩むぐらい … 笑 ) しかし、台湾に来た目的は語学授業とFW調査である。私の場合、「日本統治時代の影響によるろう者アイデンティティの形成 ‐ 台湾と日本手話に見るろう文化の比較から ‐ 」が FW 調査のテーマである。一昨年の海外短期 FW で、日本統治期が台湾語にどのような影響を与えたのか、また、なぜ日本語は台湾語に置き換わらなかったのかというテーマでまとめたことがある。その際に、「台湾手話」にも同じようなことが言えるのだろうかと疑問に思うようになり、今回の FW 調査のテーマに決定したのである。 「手話」という言語をメインにした調査を行い、ろう文化とろう者のアイデンティティ形成について台湾と日本との比較調査を実施しており、その中でもろう学校の見学が最も重要な要素として挙げられる。 そこで現在、語学留学でお世話になっている東呉大学から推薦状を作成してもらうよう留学前から色々準備していた。自分自身について、自分の研究テーマ、なぜ見学訪問がしたいのか、など詳しくまとめた推薦状を台湾にあるろう学校に送り、そのうちの国立台南大学附属啓聡学校と連絡が取れたので見学に行った。 国立台南大学附属啓聡学校には 2 つのキャンパスがあり、今回見学に行ったところは台南キャンパスで幼稚部、小学部がある。ろう教師 1 名、聴者教師 1 名、今年の 9 月から中学生になる男子 3 名、合計 5 名にインタビュー調査を実施した。 今回のインタビュー調査は初めてなので国立台南大学附属啓聡学校に行くまでとても緊張したが、学校の先生たちがとても気さくな人ばかりでリラックスして楽しく研究調査を行うことができた。 自分自身、ろう学校出身なのでろう学校に戻ったような懐かしい気分になったし、今回のろう学校訪問で有意義なものとなった。 新たに学んだ事だけでなく、反省、改善すべきものが色々あるが、これも今回のことが無かったらきっと学べなかっただろう。 実際にインタビュー調査をする自分を思い浮かべるのは難しいと思うが、一度は経験すべき!自分を成長させるいい機会にもなる!!!!! ( あえて「!」多めに。笑 ) 最後に、インタビュー調査を協力して...