トルコ:トルコ語の授業
トルコ人の英語力は日本とほぼ同じくらい。つまり、喋れる人はいるが、全くわからない人も多い。
私たちはトルコ語が全くわからない状態で日本を出たので、お互い何を話しているのか、何を伝えたいのか、全くわからない状態でのスタート。
トルコ語コースは6クラスに分かれていて、A1から7週間ごとに上がっていく。私たちはもちろん、A1。トルコ語のアルファベット、発音、挨拶から勉強した。
トルコ到着1週間後、私たち日本人6人に、加えてコロンビア大学からアメリカ人が2人の計8人のクラスで、トルコ語の授業が始まった。
私たちの先生は、月水金担当のいつも元気で笑いの絶えないみんなのお母さんのような先生と、火木担当の優しくいろんなことを教えてくれる、娘思いのイクメン、イケメン先生の二人組。
一番初めは「こんにちは」のトルコ語、「Merhaba」すらも知らない状態からのスタートだったが、テキスト2冊を7週間で終わらせないといけない。途中何度も難しいパートが来ては挫折しそうになりながらも、毎日毎日朝から昼までの授業と、授業後は大学のカフェに篭って自習、夜は寮に帰ってトルコ人とコミュニケーションを取った。今までの人生でどの受験勉強よりも、過去1「勉強」をした。
ありがたいことに、カフェのおじさんたちと仲良くなり、大学内の荷物運びのおじさんと仲良くなり、受験勉強に来ていた高校生たちと仲良くなり、授業外でたくさんトルコ語を聞くこと話すことができた。
アメリカ人二人はトルコ語を元々知っていたり勉強していたりで、トルコ語がよくできた。
そこで私の負けず嫌いの性格が役に立ち、彼女たちに必死に付いて行って、毎週行われるゲーム形式の授業で初めて二位に立てた時は嬉しすぎて写真を撮ってしまった...(笑)
大変な授業も長いようで短い。半分を超えたあたりからは本当に一瞬だった。あと2週間しか無い。あと1週間。あと、それぞれの先生1回ずつの授業で終わり。とカウントダウンをするのが寂しかった。
ある時、宿題のプリントにクラスみんなの似顔絵を落書きしていたら、「何それかわいい!大きい紙に描いて私にちょうだい!」とお母さん先生に言われたので、描いてあげると、授業最終日に人数分コピーして、一人一人にメッセージを書いてくれた。
本当に、たくさんのトルコ人と仲良くなることができて、愛が大きい先生たちのもとトルコ語を学ぶことができて、幸せものだ。と、つくづく思う。
nkmrmi
コメント
コメントを投稿