セネガル:リシャトール

 

川の奥がモーリタニア


コリテの衣装

UCADで仲良くなった学生の帰省に同行させてもらい、『コリテ』という断食明けを祝うお祭りに参加させてもらった。

リシャトールはダカールよりさらに北にあり、モーリタニアとの国境付近に位置している地域である。ダカールからはバスで約6時間で到着する。いざ到着するとお世話になる友人は先に帰省しており、待っていてくれていた。

家にお邪魔させていただくと、ご家族がとても温かく向かい入れてくれた。それから2日ほどたったころに『コリテ』が開催された。どうして日にちで覚えていないかというと『コリテ』というものが満月を見たその日に開催されるため同じ地域でも満月を見た、見ていないで開催日時が若干ずれるのである。

『コリテ』の朝は忙しく始まった。まず起きて、「これに着替えて」と言われた民族衣装に着替え、そして食べ物を持ち近所を歩き、周辺の裕福ではない家に食べ物を順に渡しに行った。『コリテ』という行事をあまり理解していなかったため何をしているのか聞くと、友人曰く「周辺の人に食べ物を分け与えることでザカートのようなことを行っている」(注意:私の低いフランス語力による翻訳のためもしかしたら間違っているかもしれません)とのこと。それを聞いてまず思ったのが、「周辺の人(ご近所さん)の経済状況丸見えじゃね?」ということ。

日本にはまずない文化であり、価値観のため非常に驚いた出来事である。そのあとに家で御馳走をたんまりと食べたが、先ほどのことが印象に残りすぎて、今となっては御馳走がどんなものだったか霞んでしまったものである。(苦笑い)

Kany Cisse’

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