スペイン : 聖週間「セマナサンタ」

セマナサンタ」とはスペイン版のイースターであり聖週間です。 聖週間は、スペインにおける宗教行事で最も重要なイベントであり、2025年は4月13日(日)‐ 20日(日)でした。 この期間はキリストの受難、死、復活を追想するもので、スペインの文化、信仰の粋が結集されたイベントです。 私が住んでいたアンダルシア地方「グラナダ」は特に大規模に行われていました。 ここからはグラナダの聖週間の特徴を紹介します。 地元の兄弟会(cofradias)がキリストの受難や聖母マリアの像(pasos)を担いで町中を練り歩きますが「場所によってコンセプトが違う」というのが印象的です。 行列の参加者は伝統衣装(とんがり帽子とローブ)を身にまとい楽団が奏でる行進曲とともに行進します。 聖木曜日(Jueves santo)と聖金曜日(Viernes Santo)の夜の行列が非常に人気だということをホストマザーが教えてくれ、実際に観光客や地元の人たちで溢れかえっていました。 私の家は街の中心から近く、深夜の一時でも人がいっぱいで通れず家まで帰れない日もありました。 人も多く神輿の近くだとお香の匂いもきついですが、スペインに行く際に聖週間と被っていたら是非一度観覧してみることをお勧めします。

                           

                                         九条ネギ

                                                    家の近くの様子、人が多く前に進めなかった

 

                                                                     行列後方の音楽団 

 

                CALLE ACERA DEL DARROでの行列(2025/4/18撮影)

 

 

                 CALLE MESONESでの行列(2025/4/13撮影)


 

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