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スペイン:スペインにおける缶詰集

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スペインにおける缶詰について スペインではよくスーパーで缶詰を見かける。オリーブ、もやし、コーン、トマト、マッシュルーム、パイナップル、モモ、ぶどう、パテ、ツナ、イワシ、ホタテ、ムール貝、スープ、ミートボールなど様々な種類の缶詰が売られている。その数は場所によりますが、多くて魚介類の缶詰だけで300以上もあった。 今回のフィールドワークに30個近くの缶詰を食べた。そのほとんどは魚介類の缶詰である。イワシを最も食べた。イワシ缶にもいろいろあり、減塩、トマトで和えたもの、酢漬け、オリーブ等の種類がある。缶詰をこれだけ食べると流石に当たりはずれもあった。酢漬けとパテ缶と貝類(そのまま)は、信用できない。勿論、美味しいのも何個かあったので後ほど紹介する。  私は今回のフィールドワークのテーマとして、スペインにおける視覚的なデザインの特徴は何かをテーマとして挙げていた。そして、そのテーマの観察対象として缶詰を選んだため、(主に魚介類)缶詰を食べた。   遊覧船    ビーゴで撮ったスーパー(Froiz)の缶詰コーナー    これまで私自身が感じたこととして、スペインは缶詰が非常に多い。どこのスーパーに行っても、缶詰コーナーが充実している。大きいスーパーではなおさら、1コーナーの棚ぎっしり魚介の缶詰(瓶詰も少し交じっている)だったりする。買ったものに多かったのもあるかもしれないが、製造国がスペインのものが多かった(魚介類)。箱のパッケージを見ると、直接缶に印刷されているものより、紙箱に入ったものが多かった。サイズも様々ではあるが、スマホ程度の大きさがもっとも多かった。スーパーのプライベートブランドの缶詰の商品がどこのスーパーでも見かける。それほどまでに缶詰という存在が身近で、よく食べられているのだと感じた。 このフィールドワークで、様々なことを得られたと感じている。勿論できなかったことも多かったが、色々焦点を絞ってみるとなかなか興味深いものが身近にあふれていると感じた。なんだかんだで、まとめられていないところも多いため、帰国後しっかりまとめていきたい。   ビーゴで撮ったスーパー(El Corte Inglés)の缶詰コーナー  以下、おすすめの缶詰コーナー3選。(※閲覧注意)  VIGILANTEのイカのニンニク和え ...

スペイン:花の街コルドバ

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 フィールドワークも終盤を迎え、残すところあと1週間程度となった。その最後を彩るかのように今年も Fiesta de los Patios de Córdoba(コルドバのパティオ祭り)が開催された。 パティオとは、中庭のことである。毎年 5 月にコルドバの街全体が花に包まれる伝統的な祭り、これがパティオ祭りである。 白壁に囲まれた家々と壁に掛けられた青い鉢がなんとも美しかった。一番の醍醐味はやはり一般住宅のパティオ見学である。住民たちが丹精込めて手入れした素敵な中庭が一般公開され、香りと彩りに満ちた空間が広がっていた。 ゼラニウムやカーネーションなど、多種多様な植物が色鮮やかに飾られ、石畳の路地を歩くと家ごとに異なる個性が感じられた。Fiesta de los Patios de Córdobaへの参加は単に観光するだけではなく、現地の人々の生活と花の融合を身近に感じることのできる一種の文化体験でもある。 今回はこのパティオ祭りに参加した様子を少し共有したい。   お白湯チャン      とあるパティオ。 青い模様が入った白壁と色とりどりの花、そして大きな 葉の緑色が見事に調和していた。水の演出もあり、目と 耳で楽しめる空間だった。 (撮影日:2026 年 5 月 11 日)   とあるパティオ。 ここは私が訪れた中でいちばん人気があり長蛇の列がで きていた、壁一面に飾られた花々に圧倒される。カメラ の画角に収まらないほど。 (撮影日:2026 年 5 月 11 日)   とあるパティオ。 白基調の建物を存分に活かした構成で、ツタを用いた装 飾が印象的。また、花の色を敢えて赤系統に統一してい る点も独自性が溢れていて素敵だった。 (撮影日:2026 年 5 月 11 日)     パティオの飾り付けをする銅像。 こうした遊び心のあるオブジェも訪れた人を和ませてい た。 (撮影日:2026 年 5 月 12 日)   とある店の装飾。 コルドバでは、花屋さんはもちろんのこと、雑貨屋や薬 局などジャンルを問わず外観を花で彩る傾向が見られ興 味深かった。 (撮影日:2026 年 5 月 12 日)    

スペイン:グラナダにおける編み物文化

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 今回私は、スペインのグラナダにおける編み物文化についてフィールドワークを行っている。町中を散策していると、編み物は単なる衣服制作の技術としてだけではなく、日常生活やファッションの一部として広く浸透していることが分かった。観光地で開かれていたハンドメイド市場や雑貨店、服屋などでは、編まれた鞄や衣服だけでなく、ピアスやミサンガなどのアクセサリー類も多く販売されていた。これらの商品は実用品であると同時に、個人のファッションや自己表現を彩るアイテムとして位置づけられているように感じられた。   毛糸屋を訪れていたとき、印象的だった毛糸が1つある。それが「washi」と書かれた毛糸である。日本語の「和紙」を想像させるような名前であったため興味を持ち、店員にどのような作品に使われることが多いのかを尋ねた。すると、「鞄を編むことが多い」と教えてくれた。実際に触れてみると、日本の和紙にみられるようなざらついた質感ではなく、さらりとした手触りであった。また、このような素材が鞄づくりに用いられている背景には、スペインの温暖な気候や、日常的なカジュアルファッションとの結びつきが存在していると推測できる。   さらに、街中では観葉植物を飾るための編み物や、ドリームキャッチャー、人形の着せ替え用に編まれた服なども見られた。これらは、衣服や装飾品として身に付けるためだけではなく、趣味やインテリアとしても編み物が親しまれているということではないだろうか。このことから、編み物は実用性やファッション性だけでなく、個人の楽しみや創作活動の一環としても生活の中に取り入れられていることが分かる。   以上のことから、スペインにおける編み物文化は、ファッション性や実用性を備えるだけでなく、人々の趣味や生活空間とも関わりながら発展していると考えられる。編み物は特別な技術や伝統工芸として限定的に存在するのではなく、人々の日常生活の中に自然に溶け込み、多様な形で親しまれている文化であるといえるのではないだろうか。     毛糸屋に行く道中に偶然見つけたピアス     毛糸屋で見つけたwashiという毛糸 お土産屋で見つけたピアス 同じくお土産屋で見つけたドリームキャッチャー    

スペイン:魔女の村といわれた村

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 この村には、かつて魔女が住んでいたという不思議な伝説があった。その起源は、イスラム文化とキリスト教文化が混ざり合っていた時代にさかのぼる。 当時、様々な文化圏からこの村へ人々が移り住んできた。しかし、彼らが行う異文化の儀式や民間療法は、周囲の人々にはまるで「魔法」を使っているように見えたそうだ。これが「魔女の溜まり場」と呼ばれるようになった始まりだった。歴史の中には、実際にこの村から異端審問にかけられ、有罪判決を下されてしまった人までいるという、少しシリアスな背景も隠されている。   現在の村の中は、その歴史を活かした魔女にまつわるスポットで溢れている。村を歩くと、童話に出てくる「ババヤガの家」や「ヘンゼルとグレーテルの家」、そして不気味な魔女の家やユニークな置物がたくさん出迎えてくれる。   当日は観光客の姿もちらほら見られたが、混雑はしておらず、とても落ち着いた雰囲気。豊かな自然に囲まれていて景色も良く、心からリラックスできるが、その反面、静かな村のあちこちや薄暗い洞窟の中に、突如として巨大な魔女の人形や建造物が現れるため、ゾクッとするような不気味さを感じる瞬間もあった。   ソポルトゥハルは、歴史が作り出した「ダークな雰囲気」と、童話のような「魔女というキャラクター」の両方を同時に楽しめる、とてもユニークで刺激的な村だった。普通の観光地とは一味違う体験をしてみたい方に、ぜひおすすめしたい場所です!                                               BY     (撮影日:2026/5/19) ババヤガの家   (撮影日:2026/5/19) 真実の口(魔女バージョン)                                     ...

セネガル:セネガルの家庭

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写真1 私が一番時間を過ごしたSさん宅から2分の海岸   約 3 ヶ月間の長期フィールドワークが終わり、トルコ経由で日本に無事に着きました。 私の中では言語面も調査面でも順調にことが進む事ができたように感じています。フランス語は挨拶と多少の会話ができる様になり、ウォロフ語は挨拶とちょっとした単語で大雑把に思ったことが伝えられる様になりました。調査面では、帰国日の 2 週間前にサンバさん(指導教員の友人)から S さんを紹介していただきました。 写真2 家に到着したのが18時ころで急遽にも関わらず用意してくれた食事 S さんは、ンブールという首都ダカールから車で約 2 時間の距離にある都市の中にある漁師町でピログ(写真1)に乗って漁をしていた経験があり、彼の知人の多くは現在でも漁師を続けており、私の調査に打ってつけの人物です。そして、サンバさんを通して交渉し、 S さんのお宅に 2 泊させていただくことになりました。夕方に到着(写真2)して挨拶をした後、漁師町を散策すること、ダカールで感じる騒音や賑やかさが全くなく、時間がゆっくりと流れる様な感覚で、 50 メートル内に海から気持ちのいい海風が吹き込み、海岸には 100 を超えるピログが横たわり、ビーチにはサッカーをする子供で溢れていました。 S さんには 2 人の奥さんと 9 人の子供がいました。 S さんは、家庭内は基本的にウォロフ語で会話を行い、私と話すときだけフランス語を使用してくれました。少しでも時間が空くと散歩やコーヒーの誘いをいただき、わからないウォロフ語をわかりやすいフランス語やジェスチャーで丁寧に教えてくれました。特に S さんの奥さんは一番気にかけてくださり、日本での生活や今まで訪れた国の話で盛り上がって私の拙い語学力と長い話でも親身に会話を弾ませ、心地の良いホームステイの体験でした。 S さんとその家族が私にしてくれたホスピタリティを、今度は私が日本や他の国で誰かの思い出にできるようにしたいと考えた 3 日間でした。 カラ

トルコ:様々な文化に触れあう祭り

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  写真① 会場の入り口に設置されていた門( 2026/5/21 ) トルコに来てから初めての祭りに参加した。(写真①)祭りの会場は、以前は空港として利用されていた「アタテュルク空港」の跡地である。やはり空港であるため敷地が非常に大きいが、祭りの規模もそれに付随して大きいため、祭りに参加する人々の数は非常に多かった。 この祭りは、 Etnospor Kültür Festivali( 英: World Ethnosport) と呼ばれる祭りで、様々な国の文化や伝統的なスポーツを、観戦したり体験することができる祭りである。また、この祭りでは、無料で様々な国の料理やコーヒーを提供しているブースもあり、非常に長い行列を作っていた。 写真②トルコの伝統スポーツのジリット (Cirit) ( 2026/5/21 ) 祭りで最も面白かったのは、ジリット ( Cirit ) と呼ばれるトルコの伝統的なスポーツである。(写真②)詳しいルールはわからなかったが、 2 チームに分かれ、攻撃側が相手チームに向かって槍を投げに行き、投げられたチームのうち 1 人が攻撃をしてきた選手を追いかけ槍を投げる、というゲームである。その中で特別な加点のようなものがあるらしく、投げられた槍を空中でキャッチしたり、相手に追いつき攻撃をするのではなく手をつなぐと得点が入り、観客も非常に沸いていた。 写真③ウルファ・ケバブ( 2026/5/21 ) また祭りではケバブも食べた。(写真③)ドネル・ケバブ ( Döner kebap ) 、シシ ・ ケバブ (Şiş kebap) 、イスケンダル・ケバブ (İskender kebap) など、ケバブには非常に多くの種類がある。その中で今回はウルファ・ケバブ (Urfa kebap) を食べた。日本で一般的とされているケバブはドネル・ケバブであり、串にささった巨大な肉の塊を回転させ、そこから削ぎ落した肉を使用するのが特徴である。しかし、ウルファ・ケバブはドネル・ケバブと違い、ひき肉から作るハンバーグのような肉を使用するのが特徴である。同じくひき肉を使用するケバブとしてアダナ・ケバブ (Adana kebep) というものがあるが、ウルファ・ケバブはアダナ・ケバブと違い唐辛子をほとんど入れないのが特徴である。 Ramazan

タイの鳥

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    タイの北部にあるチェンマイを訪れた時、一番印象に残ったのは街中にあふれる 鳥 たちの姿です。日本の街とは違い、チェンマイでは通りの隅や公園、店の前など、あらゆる場所で 鳥 がゆったりとくつろいでいる様子を見ることができます。彼らは人間を怖がることなく、太陽の下で気ままに 食べ物を探し たり、ゆっくりと歩き回ったりして、とても自由に生活しているのが伝わってきます。特にチェンマイ大学のキャンパス内では、 鳥 たちが日常的に暮らしている光景が見られます。 授業の合間にキャンパスを歩いていると、芝生の上 の鳥たち や、学生たちのそばで静かに過ごしている鳥 によく出会います。彼らはキャンパスの一員のように、人々と自然に共存しており、誰も彼らを追い打ったりせず、穏やかに見守っています。                         写真1.  チェンマイの町 の鳥     現地の先生に聞いた話では、タイの人々は動物、特に犬や猫 や鳥 と仲良く暮らすことを大切にしているそうです。 鳥 を攻撃したり嫌がったりするのではなく、エサを与えたり、安心して過ごせる場所を提供したりして、動物たちと共生する文化が根付いているのだと知りました。タイでは動物も人間と同じように、この街で自由に生きる権利があると考えられているようです。   チェンマイの 鳥 たちの自由な暮らしぶりを見ていると、人間と動物が自然に共存する豊かさを感じます。タイの人々の動物に対する優しさと寛容さは、とても尊敬できると思います。この経験を通して、動物たちも安心して生きられる社会の大切さを改めて考えさせられました。チェンマイの 鳥 たちは、この街のゆったりとした雰囲気と共に、忘れられない思い出の一つになりました。(U)                         写真2.  ゆった りの鳥たち  

フィリピン:GLCでの1週間

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今回はセブでの1週間の生活の様子について書きます。 朝は基本7時くらいに起き、GLCの一階で朝食を食べます。自分は9時から一コマ目の授業があるので8時半くらいまでに朝食と準備を済ませて友達と談笑しながら授業が始まるのを待ちます。 写真1 寮の食事 授業は全部で6コマあり、グループクラス、マンツーマンクラスの授業で英語を学ぶことができます。 授業以外にも食事の時間や友達と外出する時など英語を話す機会が多く、スピーキングに関しては話すほど伸びると感じました。寮は3人部屋で、僕のルームメイトは二人とも台湾人なのでほとんど日本語を話す機会がなく、とても充実した日々を過ごせています。 平日は放課後にみんなでバスケしたり食事に出かけたりして、夕食後は授業の振り返りやみんなで週末の計画を立てながら過ごしています。週末になるとバーやクラブに行くことが多く、土日はビーチや映画に行って過ごすことが多いです。 フィールドワークのテーマはゴミ問題で、現地のリサイクル施設にアポを取り見学やインタビューをさせていただきました。 写真2 フィールドワーク 写真3 フィールドワーク 他にも授業のテキストが終わり、時間が余った時などに先生に質問し、ノートを取る時間を設けてもらったり、友人との会話などからでた話題をまとめて土日などの時間を使ったフィールドワークに活かせるよう意識しています。 またゴミ問題は、多くの人にとって身近な話題なので積極的に意見してくれます。 セブに来て特に印象的だったのは自分の意見をはっきり伝える人が多く、シャイになったら損だと感じました。自分も日々の生活で意識しているのはできるだけ多くの人と話し、自分の思っていることをはっきりつたえ、できるだけ行事に参加することです。 例えば自己紹介をするときに「こんなフィールドワークがしたいんだ」と伝えることでみんな興味を持って質問してくれたり、違った意見やアイデアが出たりするので、自分の関心を伝えるよう意識しています。 その結果遊びだと思っていたようなことが、意外にとフィールドワークに結びつくことが多く、自分の調査にも役立っています。 脩司

日本:日本で学ぶ語学(語学研修)

私は日本とフィリピンをオンラインで繋ぎ、日本時間の朝9時から12時頃まで週5日、1日3時間の語学研修を受けている。 授業開始前の春休みに実力テストを受け、自分のレベルに合ったところから授業をスタートすることができるため忘れがちな部分や基礎的な部分をしっかりと押さえて学び直すことができる。授業は教科書に沿って進められ、教科書はパソコンなどの画面で共有される。 マンツーマン授業であるためこちらが意思や感情を相手に伝えなければいけない。授業の中ではこれまでの自分の経験や[How do you think? About the~]など自分自身の考えを話す機会もあるため、語彙力が高まる。 授業開始から現在5週目に入るが、初日と比べてもスキルは大幅に向上していると実感している。自分のスキルが向上していると思うのは、授業内でちょっとした時に話すお互いの国の天気の話や文化の話をした時に感じる。こうして英語を学ぶのも久々だったため言葉を学ぶことへの楽しさを感じている。

スペイン:行ってみてよかったマラガ

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 4月18日、学校のスケジュールの一環としてマラガを訪れた。グラナダからバスで約1時間半という距離にあり、日帰りでも訪問できる場所である。内陸に位置するグラナダとは異なり、地中海に面したマラガは海からの風が心地よく、バスから降りた瞬間から開放感があった。   最初に訪れたのは「アルカサバ(Alcazaba)」と呼ばれる城塞である。内部には「パティオ」と呼ばれる中庭が設けられ、そこには豊かな緑や水の要素が取り入れられていた。中庭や部屋の天井の高さなどから、居住空間としての快適さや美しさが重視されていたことが考えられる。また、高台に築かれているため、城塞からはマラガの街並みと海を一望でき、城塞からの景色は言葉を失うほどきれいであった。 続いて訪れた大聖堂は、キリスト教文化の荘厳さを象徴する空間であった。内部には大きなステンドグラスや壮麗なオルガンが設置されており、さらにイエス・キリストの像や数多くの宗教画、シャンデリアが厳かな雰囲気を作り出していた。 その後、近くの公園を訪れると、画家パブロ・ピカソの銅像や、彼が幼少期を過ごしたとされる家を見ることができた。さらに周辺にはピカソの作品を展示する美術館もあり、お店にピカソの絵が描かれたポストカードが売られているなど街全体が芸術と深く結びついていることを感じさせる。今回は美術館を訪れることはできなかったが、マラガが単なる観光地ではなく、文化的価値の高い都市であることを実感した。 最後に訪れた港周辺はそれまでの歴史的な雰囲気とは一転し、現代的で活気に満ちた空間であった。カフェや雑貨店、ハンドメイドのアクセサリーを扱う店が立ち並び、多くの人々でにぎわっている。近くの海辺では日光浴を楽しむ人や泳ぐ人の姿が見られ、地中海沿岸ならではの穏やかで自由な時間が流れていた。  今回の訪問を通して、マラガは単に海辺のリゾート地というだけでなく、宗教や歴史、芸術が交差する魅力的な都市であると感じた。 ピカソの銅像(2026/4/18 撮影)           ALCAZABA からの景色(2026/4/18 撮影) 大聖堂の天井とステンドグラス(2026/4/18 撮影) 大聖堂のオルガン (2026/4/18  撮影 )

スペイン:夜に弾ける乾杯の音

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   「¡Salud!(乾杯!)」   軽快なグラスの音が夜の空気に弾ける。飲んで、食べて、笑う。店の外に出れば、通りにはギターの音色と情熱的な歌声が溢れ、グラナダの夜はどこまでも賑やかだ。気づけば、ふらりと立ち寄る“行きつけ”のバルができるほど、この街に心を奪われていた。情熱の国とはまさにこのことか、と何度も実感する日々だ。   しかし、そんな留学生活も残すところあと 1 ヶ月を切った。日本への帰国が刻一刻と近づく中で名残惜しく感じるのは、やはりグラナダ特有のタパス文化と、この温かな賑わいである。お酒を頼めば自然と料理が運ばれてくるあの気軽さ、人々の距離の近さ、そして夜が深まるほどに増していく活気が恋しくなりそうだ。さらに幸いなことに留学中に 20 歳を迎えた私は、人生で初めてのお酒をこの地で味わうことができた。異国の空気の中で口にした一杯は、ただの飲み物ではなく、特別な意味のある体験だった。今回は、そんな現地でのバル体験とともに、印象に残ったお酒についても紹介していきたい。       飲み物1杯につき1つ、軽食がついてくるタパス文化。 店によって出てくる料理が違うのも魅力。 この店では、肉料理や魚料理の中から自分で選ぶことができた。   (撮影日:2026 年 5 月1日)   Tinto de Verano (ティント デ ベラーノ)と呼ばれるお酒。  夏の赤ワインという意味でバルやレストランには必ずある。 赤ワインと炭酸水を 1:1 で割り、レモンを加えたもの。 甘口はとても飲みやすい。   (撮影日:2026 年4月 14 日)   Rebujito(レブヒート)と呼ばれるお酒。 Vino de Jerez(シェリー)とライムや レモン風味の炭酸飲料を 1:1 で割ったもの。 軽くさわやかな味わい。   (撮影日:2026 年 4 月 27 日)   Calimocho(カリモーチョ)と呼ばれるお酒。  見た目はティント デ ベラーノ(2枚目)と似ているが、 これは赤ワインとコーラを 1:1 で割ったもの。 甘さの中にほのかにコーラの風味が感じられる。   (撮影日:2026 年 4 月 ...