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セネガル:セネガルの家庭

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写真1 私が一番時間を過ごしたSさん宅から2分の海岸   約 3 ヶ月間の長期フィールドワークが終わり、トルコ経由で日本に無事に着きました。 私の中では言語面も調査面でも順調にことが進む事ができたように感じています。フランス語は挨拶と多少の会話ができる様になり、ウォロフ語は挨拶とちょっとした単語で大雑把に思ったことが伝えられる様になりました。調査面では、帰国日の 2 週間前にサンバさん(指導教員の友人)から S さんを紹介していただきました。 写真2 家に到着したのが18時ころで急遽にも関わらず用意してくれた食事 S さんは、ンブールという首都ダカールから車で約 2 時間の距離にある都市の中にある漁師町でピログ(写真1)に乗って漁をしていた経験があり、彼の知人の多くは現在でも漁師を続けており、私の調査に打ってつけの人物です。そして、サンバさんを通して交渉し、 S さんのお宅に 2 泊させていただくことになりました。夕方に到着(写真2)して挨拶をした後、漁師町を散策すること、ダカールで感じる騒音や賑やかさが全くなく、時間がゆっくりと流れる様な感覚で、 50 メートル内に海から気持ちのいい海風が吹き込み、海岸には 100 を超えるピログが横たわり、ビーチにはサッカーをする子供で溢れていました。 S さんには 2 人の奥さんと 9 人の子供がいました。 S さんは、家庭内は基本的にウォロフ語で会話を行い、私と話すときだけフランス語を使用してくれました。少しでも時間が空くと散歩やコーヒーの誘いをいただき、わからないウォロフ語をわかりやすいフランス語やジェスチャーで丁寧に教えてくれました。特に S さんの奥さんは一番気にかけてくださり、日本での生活や今まで訪れた国の話で盛り上がって私の拙い語学力と長い話でも親身に会話を弾ませ、心地の良いホームステイの体験でした。 S さんとその家族が私にしてくれたホスピタリティを、今度は私が日本や他の国で誰かの思い出にできるようにしたいと考えた 3 日間でした。 カラ

トルコ:様々な文化に触れあう祭り

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  写真① 会場の入り口に設置されていた門( 2026/5/21 ) トルコに来てから初めての祭りに参加した。(写真①)祭りの会場は、以前は空港として利用されていた「アタテュルク空港」の跡地である。やはり空港であるため敷地が非常に大きいが、祭りの規模もそれに付随して大きいため、祭りに参加する人々の数は非常に多かった。 この祭りは、 Etnospor Kültür Festivali( 英: World Ethnosport) と呼ばれる祭りで、様々な国の文化や伝統的なスポーツを、観戦したり体験することができる祭りである。また、この祭りでは、無料で様々な国の料理やコーヒーを提供しているブースもあり、非常に長い行列を作っていた。 写真②トルコの伝統スポーツのジリット (Cirit) ( 2026/5/21 ) 祭りで最も面白かったのは、ジリット ( Cirit ) と呼ばれるトルコの伝統的なスポーツである。(写真②)詳しいルールはわからなかったが、 2 チームに分かれ、攻撃側が相手チームに向かって槍を投げに行き、投げられたチームのうち 1 人が攻撃をしてきた選手を追いかけ槍を投げる、というゲームである。その中で特別な加点のようなものがあるらしく、投げられた槍を空中でキャッチしたり、相手に追いつき攻撃をするのではなく手をつなぐと得点が入り、観客も非常に沸いていた。 写真③ウルファ・ケバブ( 2026/5/21 ) また祭りではケバブも食べた。(写真③)ドネル・ケバブ ( Döner kebap ) 、シシ ・ ケバブ (Şiş kebap) 、イスケンダル・ケバブ (İskender kebap) など、ケバブには非常に多くの種類がある。その中で今回はウルファ・ケバブ (Urfa kebap) を食べた。日本で一般的とされているケバブはドネル・ケバブであり、串にささった巨大な肉の塊を回転させ、そこから削ぎ落した肉を使用するのが特徴である。しかし、ウルファ・ケバブはドネル・ケバブと違い、ひき肉から作るハンバーグのような肉を使用するのが特徴である。同じくひき肉を使用するケバブとしてアダナ・ケバブ (Adana kebep) というものがあるが、ウルファ・ケバブはアダナ・ケバブと違い唐辛子をほとんど入れないのが特徴である。 Ramazan

タイの鳥

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    タイの北部にあるチェンマイを訪れた時、一番印象に残ったのは街中にあふれる 鳥 たちの姿です。日本の街とは違い、チェンマイでは通りの隅や公園、店の前など、あらゆる場所で 鳥 がゆったりとくつろいでいる様子を見ることができます。彼らは人間を怖がることなく、太陽の下で気ままに 食べ物を探し たり、ゆっくりと歩き回ったりして、とても自由に生活しているのが伝わってきます。特にチェンマイ大学のキャンパス内では、 鳥 たちが日常的に暮らしている光景が見られます。 授業の合間にキャンパスを歩いていると、芝生の上 の鳥たち や、学生たちのそばで静かに過ごしている鳥 によく出会います。彼らはキャンパスの一員のように、人々と自然に共存しており、誰も彼らを追い打ったりせず、穏やかに見守っています。                         写真1.  チェンマイの町 の鳥     現地の先生に聞いた話では、タイの人々は動物、特に犬や猫 や鳥 と仲良く暮らすことを大切にしているそうです。 鳥 を攻撃したり嫌がったりするのではなく、エサを与えたり、安心して過ごせる場所を提供したりして、動物たちと共生する文化が根付いているのだと知りました。タイでは動物も人間と同じように、この街で自由に生きる権利があると考えられているようです。   チェンマイの 鳥 たちの自由な暮らしぶりを見ていると、人間と動物が自然に共存する豊かさを感じます。タイの人々の動物に対する優しさと寛容さは、とても尊敬できると思います。この経験を通して、動物たちも安心して生きられる社会の大切さを改めて考えさせられました。チェンマイの 鳥 たちは、この街のゆったりとした雰囲気と共に、忘れられない思い出の一つになりました。(U)                         写真2.  ゆった りの鳥たち  

フィリピン:GLCでの1週間

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今回はセブでの1週間の生活の様子について書きます。 朝は基本7時くらいに起き、GLCの一階で朝食を食べます。自分は9時から一コマ目の授業があるので8時半くらいまでに朝食と準備を済ませて友達と談笑しながら授業が始まるのを待ちます。 写真1 寮の食事 授業は全部で6コマあり、グループクラス、マンツーマンクラスの授業で英語を学ぶことができます。 授業以外にも食事の時間や友達と外出する時など英語を話す機会が多く、スピーキングに関しては話すほど伸びると感じました。寮は3人部屋で、僕のルームメイトは二人とも台湾人なのでほとんど日本語を話す機会がなく、とても充実した日々を過ごせています。 平日は放課後にみんなでバスケしたり食事に出かけたりして、夕食後は授業の振り返りやみんなで週末の計画を立てながら過ごしています。週末になるとバーやクラブに行くことが多く、土日はビーチや映画に行って過ごすことが多いです。 フィールドワークのテーマはゴミ問題で、現地のリサイクル施設にアポを取り見学やインタビューをさせていただきました。 写真2 フィールドワーク 写真3 フィールドワーク 他にも授業のテキストが終わり、時間が余った時などに先生に質問し、ノートを取る時間を設けてもらったり、友人との会話などからでた話題をまとめて土日などの時間を使ったフィールドワークに活かせるよう意識しています。 またゴミ問題は、多くの人にとって身近な話題なので積極的に意見してくれます。 セブに来て特に印象的だったのは自分の意見をはっきり伝える人が多く、シャイになったら損だと感じました。自分も日々の生活で意識しているのはできるだけ多くの人と話し、自分の思っていることをはっきりつたえ、できるだけ行事に参加することです。 例えば自己紹介をするときに「こんなフィールドワークがしたいんだ」と伝えることでみんな興味を持って質問してくれたり、違った意見やアイデアが出たりするので、自分の関心を伝えるよう意識しています。 その結果遊びだと思っていたようなことが、意外にとフィールドワークに結びつくことが多く、自分の調査にも役立っています。 脩司

日本:日本で学ぶ語学(語学研修)

私は日本とフィリピンをオンラインで繋ぎ、日本時間の朝9時から12時頃まで週5日、1日3時間の語学研修を受けている。 授業開始前の春休みに実力テストを受け、自分のレベルに合ったところから授業をスタートすることができるため忘れがちな部分や基礎的な部分をしっかりと押さえて学び直すことができる。授業は教科書に沿って進められ、教科書はパソコンなどの画面で共有される。 マンツーマン授業であるためこちらが意思や感情を相手に伝えなければいけない。授業の中ではこれまでの自分の経験や[How do you think? About the~]など自分自身の考えを話す機会もあるため、語彙力が高まる。 授業開始から現在5週目に入るが、初日と比べてもスキルは大幅に向上していると実感している。自分のスキルが向上していると思うのは、授業内でちょっとした時に話すお互いの国の天気の話や文化の話をした時に感じる。こうして英語を学ぶのも久々だったため言葉を学ぶことへの楽しさを感じている。

スペイン:行ってみてよかったマラガ

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 4月18日、学校のスケジュールの一環としてマラガを訪れた。グラナダからバスで約1時間半という距離にあり、日帰りでも訪問できる場所である。内陸に位置するグラナダとは異なり、地中海に面したマラガは海からの風が心地よく、バスから降りた瞬間から開放感があった。   最初に訪れたのは「アルカサバ(Alcazaba)」と呼ばれる城塞である。内部には「パティオ」と呼ばれる中庭が設けられ、そこには豊かな緑や水の要素が取り入れられていた。中庭や部屋の天井の高さなどから、居住空間としての快適さや美しさが重視されていたことが考えられる。また、高台に築かれているため、城塞からはマラガの街並みと海を一望でき、城塞からの景色は言葉を失うほどきれいであった。 続いて訪れた大聖堂は、キリスト教文化の荘厳さを象徴する空間であった。内部には大きなステンドグラスや壮麗なオルガンが設置されており、さらにイエス・キリストの像や数多くの宗教画、シャンデリアが厳かな雰囲気を作り出していた。 その後、近くの公園を訪れると、画家パブロ・ピカソの銅像や、彼が幼少期を過ごしたとされる家を見ることができた。さらに周辺にはピカソの作品を展示する美術館もあり、お店にピカソの絵が描かれたポストカードが売られているなど街全体が芸術と深く結びついていることを感じさせる。今回は美術館を訪れることはできなかったが、マラガが単なる観光地ではなく、文化的価値の高い都市であることを実感した。 最後に訪れた港周辺はそれまでの歴史的な雰囲気とは一転し、現代的で活気に満ちた空間であった。カフェや雑貨店、ハンドメイドのアクセサリーを扱う店が立ち並び、多くの人々でにぎわっている。近くの海辺では日光浴を楽しむ人や泳ぐ人の姿が見られ、地中海沿岸ならではの穏やかで自由な時間が流れていた。  今回の訪問を通して、マラガは単に海辺のリゾート地というだけでなく、宗教や歴史、芸術が交差する魅力的な都市であると感じた。 ピカソの銅像(2026/4/18 撮影)           ALCAZABA からの景色(2026/4/18 撮影) 大聖堂の天井とステンドグラス(2026/4/18 撮影) 大聖堂のオルガン (2026/4/18  撮影 )

スペイン:夜に弾ける乾杯の音

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   「¡Salud!(乾杯!)」   軽快なグラスの音が夜の空気に弾ける。飲んで、食べて、笑う。店の外に出れば、通りにはギターの音色と情熱的な歌声が溢れ、グラナダの夜はどこまでも賑やかだ。気づけば、ふらりと立ち寄る“行きつけ”のバルができるほど、この街に心を奪われていた。情熱の国とはまさにこのことか、と何度も実感する日々だ。   しかし、そんな留学生活も残すところあと 1 ヶ月を切った。日本への帰国が刻一刻と近づく中で名残惜しく感じるのは、やはりグラナダ特有のタパス文化と、この温かな賑わいである。お酒を頼めば自然と料理が運ばれてくるあの気軽さ、人々の距離の近さ、そして夜が深まるほどに増していく活気が恋しくなりそうだ。さらに幸いなことに留学中に 20 歳を迎えた私は、人生で初めてのお酒をこの地で味わうことができた。異国の空気の中で口にした一杯は、ただの飲み物ではなく、特別な意味のある体験だった。今回は、そんな現地でのバル体験とともに、印象に残ったお酒についても紹介していきたい。       飲み物1杯につき1つ、軽食がついてくるタパス文化。 店によって出てくる料理が違うのも魅力。 この店では、肉料理や魚料理の中から自分で選ぶことができた。   (撮影日:2026 年 5 月1日)   Tinto de Verano (ティント デ ベラーノ)と呼ばれるお酒。  夏の赤ワインという意味でバルやレストランには必ずある。 赤ワインと炭酸水を 1:1 で割り、レモンを加えたもの。 甘口はとても飲みやすい。   (撮影日:2026 年4月 14 日)   Rebujito(レブヒート)と呼ばれるお酒。 Vino de Jerez(シェリー)とライムや レモン風味の炭酸飲料を 1:1 で割ったもの。 軽くさわやかな味わい。   (撮影日:2026 年 4 月 27 日)   Calimocho(カリモーチョ)と呼ばれるお酒。  見た目はティント デ ベラーノ(2枚目)と似ているが、 これは赤ワインとコーラを 1:1 で割ったもの。 甘さの中にほのかにコーラの風味が感じられる。   (撮影日:2026 年 4 月 ...

スペイン:スペインにおけるポスター広告

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 グラナダでは、歩道やバス停などにポスター広告があった。それはマドリッドでも同じで、よく見られた。マドリッドでは、グラナダとはまた違った広告があった。工事中の養生シートが建物の柄が模されており、マドリッドは特に景観に重きを置いていると感じさせられた。養生シートの上から(?) 巨大なポスター広告が設置されており、グラナダでは見かけなかったため、違いを感じた。(写真1)(写真2)(写真3)   グラナダにいた時、何度もポスター広告を見ていたが1週間に1回程の頻度で入れ替えがあったと感じた。あくまで体感ではあるが、そのくらいの頻度で広告が変化していた。もう一つ、こちらも体感ではあるが、グラナダよりマドリッドの方が、電子広告が少し多いと感じた。(写真4)ポスター広告と同じ大きさ。基本的に、ポスターの大きさは統一されていると感じた。他にも、ポスターが建物などにも貼られたりしている。だが、それらはグラナダにいる時、清掃業者に剝がされているのを見て、無断で、勝手に貼られているものであることが分かった。(写真5)   来る前はポスター広告がこんなにあると思わなかった。スペインに居られる時間はもう少なってきている。時間が許す限り沢山、写真を撮っていきたい。 写真1 グラナダのポスター広告 写真2 マドリッドのポスター広告 写真3 マドリッドの巨大広告 写真4 マラガの電子広告 写真5 マドリッドの無断で貼られていると思われるポスター

スペイン:初一人旅 へレス

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日本国内も含め、初めて一人で旅行をした。今回訪れたのはシェリー酒で有名なへレスという街。この旅の目的は、大きく二つあり、一つは本場のシェリーを飲むことと、もう一つはちょうどこの時期に開催されていた「motoGP」というバイクのレースを観戦するためだ。  出発前、何もかもが初めてで緊張とワクワクが入り混じっていた。学校終わりに出発したためへレスに着いたのが日をまたぐぎりぎりだったのでその日は明日の準備をしてすぐに寝た。初日は本番ではないのでサーキットまでの行き方を知るだけでよかったので街を散策しつつ行き方を探していた。無事にバスを見つけサーキットへ到着できた。そこにはとんでもない量のバイクがサーキットへ訪れており一面がバイクで埋め尽くされており圧巻の景色だった。初めて見るプロのレーサーの走りは本番では ないのにもかかわらず迫力があった。 一日目は早めに街へ戻り、シェリーが飲めるバルを探した。口コミなどを見つつよさげなバルへ入った。そこで辛口と恐らく一番甘いPedro Ximénez というものを飲んでみた。お酒はあまり詳しくないが、辛口はすっきりとしていたが甘口の方はビックリするほど甘い。マラガドゥルセという甘いワインも飲んだことがあるが比にならないくらい甘く感じた。全部を試せていないので断言はできないが、個人的には辛口の方が好みだった。 二日目は昨日より早めにサーキットへ行ったが昨日とは違う人の多さだった。会場の中も外も盛り上がっており、現地の熱気を肌で感じた。レースも本番の方が迫力を感じた。途中雨が降り転倒する選手が多数いた。スペインのトップライダーもその一人だったがすぐ立ち上がり最終的にその日は一位をとっていて大盛り上がりだった。帰りのバスが朝早いため一番の見どころの決勝戦を見ることができなかったのが非常に残念だった (撮影日:2026/4/24) 辛口のシェリーとマグロの燻製?と思われるもの (撮影日:2026/4/24) Pedro Ximénez (撮影日:2026/4/24) へレスサーキットの様子 (撮影日:2026/4/24) 押し寄せるバイカーたち

セネガル:初めての調査

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  写真:実際に説明を受けた伝統的木造船「ピログ」 セネガルで生活をして 2 ヶ月が経ちました。生活は安定して語学面も順調に進むことができていますが、語学学校は 5 月 9 日で最後になるので最低限の基礎を固めて残りの約 1 ヶ月でアウトプットを中心に伸ばしたいと思っています。 私の調査テーマは、セネガルの漁で使われている伝統的木造船「ピログ」(写真1)です。 短期フィールドワークの際に立ち寄った工房で淡々と作業している姿に魅力を感じて今回の調査テーマにしようと決断しました。 ピログには多種多様な船体があり、観光用で使われる長さ 20m ある大型な船もあれば、漁で 3 人ほどの船員が乗れる小さなものもあります。そして大きな特徴として、すべてのピログに色鮮やかな塗装がされていて、職人の手で細かく描かれており、同じデザインのピログはないと仰っていました。 今回の調査は、ブログ 1 で紹介した友人がとても親切に手助けしてくれています。 4 月 25 日、私はその友人に相談してスンベジュン( soumbedioune )と呼ばれるマーケットのピログを制作する工房に訪れました。 スンベジュンでは、私と友人で 1 つずつメモ帳を持ち、私が聞き取れる単語を日本語でメモをとり、友人にフランス語でメモを取ってもらいました。説明が終わった後に英語と翻訳を駆使して詳しい説明をしていただきました。建造工程やウォロフ語で呼ばれる部位の名前。特に聞いていて面白かったのは塗装の説明でした。塗装には大きく分けて3グループの役割があり、デザインを持ち主の要望に合わせる製図家、ベースをむらなく均等に塗るペインター、そして製図されたデザインをピログに模写をする3グループに分かれていました。その中でも今は製図する過程でデジタルに移行していることに強い衝撃を受けました。 工房での聞き取りを通して、ピログの構造や制作工程だけでなく、現地で使われているウォロフ語での言葉や呼び名の違いにも触れることができました。 また、ピログの船体の材料となる木材については、同じものでもフランス語やウォロフ語で複数の呼び方があるため、説明を単純に翻訳するだけでは特定が難しいと感じています。 今後も足を運んで残りの 1 ヶ月を無駄にしない様に頑張っていこうと思います。 カラ

セネガル:セネガルの観光地

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  写真1.石垣と植物に囲まれたンゴールの路地 写真2.赤とピンクの花が美しい セネガルに来てはじめての観光旅行に行った。行先は、友人が以前訪れた土地の中でお勧めの観光地であるンゴール( NGOR )である。ンゴールはダカールの北西にある 海に面した地区で、砂浜では多くの子供たちが遊んでいる。 セネガル本土の海岸には観光客多くサングラスや水着、浮き輪などの観光客向けの商品の陳列が多かったが、 砂浜から出ているピローグで約5分の距離にあるンゴール島 ( Ile de Ngor ) は、非常に 小さな島で、 海岸には本土の海岸より、さらに多くの観光客であふれている。そして、砂浜にパラソルとビーチチェアが多く設置され観光客で溢れレストランが密集していることである。しかし、砂浜から少し中に入ると住宅地に入ると、 車やバイクはなく、とても静かな島だ(写真1)。 石垣が続きその向こう側から木や花が伸び南国を感じられる道(写真2)を歩いていると壁や看板、椅子に施された様々なアート作品が見つかり歩くだけで面白い。石垣から伸びるきれいな植物と青い空、そして海が視界に入ると別世界に来たように思える。 この島では、シュノーケリングやサーフィンなどのマリンスポーツ、砂浜や人の少ない島の裏側でくつろぐことができる。 写真3.アンコウの串焼き 砂浜での食事は「アンコウの串焼き( Brochettes de lottes )」(写真3)という、アンコウと野菜の串焼きと玉ねぎとレモンマスタードをベースにした「ヤッサ( Yassa )」と白米を頂いた。アンコウを食べたのは初めてだったが、あっさりとした魚の旨味と程よい酸味のソースがあまりにもバランスのいい料理だった。潮騒を聞きながら島を歩き潮風に吹かれながらの食事のひと時は、ダカールから手軽に訪れることのできる楽園であった。 写真4.岩に囲まれ水深が浅く水生生物がみられる、いろいろな貝殻が落ちており日光を反射する 匿名希望

セネガル:五感で感じる信仰の形

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 現地サポーターの須藤さんとの食事をきっかけに、私の調査は大きな進展を見せた。須藤さんから紹介いただいた安藤さん宅を訪ね、その夫であるカリファさんと出会ったことが全ての始まりだ。カリファさんはティジャーニアの家系に生まれ、ヨルダンでアラビア語を学んだ経験を持つ。自身を「特定の教団というより、一人のムスリム」と俯瞰して捉える彼の視点は、非常に興味深いものだった。そんな彼から紹介されたのが、ティジャーニアのマラブー(聖者)、シェイクさんである。  丁寧な連絡を送るも、四日間の未読。諦めかけていた時、「明日の 16 時半にモスクに来なさい。インシャーアッラー」というボイスメッセージが届いた。 Insha'Allah, 「神が望むなら」を意味するこの言葉は、セネガルでも日常的に使われていて、私自身も普段から使用している言葉だ。しかし、突然のことで心の準備が整わないまま、私は指定されたモスクへと向かった。 写真1.シェイクさんの教え  礼拝を済ませ、少しずつ人が少なくなった頃、ようやくシェイクさんと合流できた。すると彼はモスクの中央にマイクを置き、朗々と教えを唱え始めた。(写真 1 ) 18 時、礼拝の 1 時間前にもかかわらず人が増え始めると、中央に大きな白い布が広げられた。それを約 30 人の男たちが囲み、ついに「ズィクル(神を念じる唱名儀礼)」が始まった。ついに自分の 身体でこの空間を体験できたことに、深い感動がこみ上げる。唱えが終わる 19 時過ぎには、いつの間にか 200 人を超える人々でモスクが埋め尽くされていた。 写真2.マグリブの後のズィクル  日没後の礼拝「マグリブ」を終え、すでに 4 時間近く動いていた私の身体は悲鳴を上げていたが、シェイクさんに「ここに座れ」と促され、再び腰を下ろした。すると突如、モスクの電気が全て消された。暗闇の中で響き渡るズィクル。(写真 2 )視覚を奪われたことで、人々の声と信仰のエネルギーがより鮮明に、ダイレクトに心に響く。興奮が全身を駆け抜けた。 写真3.チェレヤップ 写真4.アタヤ  全ての儀礼が終わったのは、夜の最終礼拝「イシャー」を終えた頃だった。シェイクさんに誘われるまま、モスクの隣にある建物へ足を踏み入れると、そこには豪華な部屋とお手伝いさんの出迎えがあった。そこで振る舞われたのは「チェレヤップ(クスク...