ニュージーランド:ニュージーランドの新生活

写真1.友達と一緒に行ったバー

 私はニュージーランドに来て1ヶ月が経った。

 毎日が新しい発見の連続で、文化や生活習慣の違いに驚かされることが多い。今回はその中でも、私が特に「日本と違う」と強く感じたのは「アルコールとタバコ」についてこのブログを書きたいと思う。


 まず最初に驚いたのは、アルコールの購入が18歳から可能という点だ。日本ではお酒を飲める年齢は20歳なので、日本人の感覚からすると少し早いと感じるかもしれない。しかし、ニュージーランドではその分、年齢確認がとても厳しく行われている印象を受けた。


 例えば、ある日、友人たちと一緒にバーに行ったのだが、そのときにしっかりとパスポートの提示を求められた。ニュージーランドでは「Kiwi Access Card(旧18+ Card)」というIDカードも利用できるが、どちらにせよ、きちんとした身分証がなければお酒は買えない。たとえ見た目が明らかに大人でも、IDがなければ絶対に売ってくれないという姿勢に驚くと同時に、ルールを徹底する文化を感じた。


 次に、タバコについてですが、こちらも日本と大きく異なる。まず、タバコの価格が非常に高いことに驚いた。これは政府が喫煙率を下げるための政策の一環で、2025年には紙巻きタバコの販売を段階的に廃止するという方針も出されている。その影響もあり、実際に街を歩いていてもタバコを吸っている人はあまり見かけない。


 その一方で、最近は電子タバコ(VAPE)を使う人が増えてきているようだ。特に若者の間で人気があり、町のあちこちにVAPE専門店があるのが印象的だ。日本ではVAPEショップはまだそれほど一般的ではないので、この点も興味深い違いだ。ただし、VAPEに対しても健康への影響を懸念する声があり、若年層への利用を抑えるための規制も強化されてきているようだ。


 ニュージーランドでもタバコやVAPEを購入できる年齢は18歳以上と決められており、こちらもお酒と同じくIDチェックが必須だ。日本ではコンビニなどで簡単にタバコを買える印象があるかもしれませんが、こちらでは販売場所やルールが明確に整備されていると感じた。


 このように、ニュージーランドではアルコールやタバコに対して非常にしっかりとした規制があり、「若者を守る」「健康を守る」という社会全体の意識の高さを感じた。日本と比べてみると、違いだけでなく、そこに込められた価値観や考え方の違いも見えてくるようで、とても興味深い。


アルディ


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