トルコ:イズニック旅行

54, 5日のイズニック旅行についてブログを書く。

私はイズニックタイルの生産過程についてフィールドワークをするため、イズニックタイルの最初の生産地であるブルサ県にあるイズニックという小さな町に行った。

イスタンブールからブルサまではバスで3時間半かかるが、バスは揺れも少なくふかふかの大きい座席なので特に負担はなかった。ターミナルから路面電車に20分ほど乗ると、ブルサの中心地に着く。イズニックにより長く滞在するため、前日の4日はブルサにある友達のお家に泊まらせてもらった。イスタンブールと比べてブルサは人が少なく電車も空いていて、自然がたくさんあり温泉も有名で、とても気に入った。

ブルサからイズニックまではシャトルで1時間ほどかかり、料金は500円ぐらいだった。ブルサではずっと雨で寒かったが、イズニックまでの道中から晴れ間がでてきて、イズニックはとてもいい天気だった。気温もちょうどよく、太陽に照らされているたくさんの緑が綺麗でとても平和だった(写真1)。町並みも住んでいる人々も素敵で、私もこんなところに住みたいなと思った。日本もトルコも「ちょっと田舎」はやっぱりどこも良いなと思った。ブルサからイズニックまでの道中も、オリーブ畑や新緑の中をガタゴトと走り、青い湖が見え、すれ違う車も少なく、寝るのが惜しいぐらいだった(写真2)。

写真1.平和な街イズニック

写真2.お店が集まってにぎわう通り

イズニックの町に着いたらまず、行きたかったイズニックミュージアムに行った。イズニック全体の歴史から、石器時代からローマ時代やオスマン時代に触れ、イズニックタイルの原点についても学ぶことができた。その後、町を歩いて回り、イズニックタイルのお店でお話を聞いたり、タイルのお店が並ぶ市場で買い物をしたりした。手作りのものがたくさん並び、どれも個人の味があり、すべてが本当に眼福だった(写真3、4、5)

写真3.お話しを伺ったタイルのお店で絵付けをしていた女性


写真4.タイル市場の看板



写真5.可愛いマグカップ

夕方、ヤロヴァまでシャトルに乗り、ヤロヴァからイスタンブールのイェニカプまでフェリーで帰った。イスタンブールでも思い出に残る日々はもちろんあるが、イスタンブールでは味わえないであろう素晴らしい経験ができ、気分も晴れ、とても有意義な休日になった。

ゾウ

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