スペイン、グラナダでの出会い

 

 

 人生初のヨーロッパ、初のスペインでの暮らしは、すべてが新しく新鮮な物ばかり。長時間のフライトを終えて、バルセロナのホテルに到着すると、周りにはいたるところにバルがある。バルというのは、ワインやビールなどのお酒を飲みながら、小さいお皿に食べ物が盛られているタパスを食べ、人と話したりサッカー観戦をしたりする場所だ。日本の居酒屋をイメージしてもらうと分かりやすいだろう。そのようなバルが立ち並ぶスペインでは、多くの人が昼間からお酒を飲みながら話しており、中にはまるで路上ライブのようにテラス席でギターを弾き歌っている集団もいる。とても陽気な人たちで、急に話しかけてもすぐに輪の中に入れてくれる。このブログでは、そんなスペイングラナダでの生活について紹介していく。

グラナダでの生活で初めに思ったことは、先ほども言ったようなバルの存在。そこら中に居酒屋があるようなイメージだ。ただ、外から見ただけでもわかる、日本の居酒屋とは少し違うところは、テラス席が必ずあるというところだろう。晴れて暖かい日などは特に、テラス席で飲んでいる人々が多い。テラス席は、店員さんには声をかけずにそのまま座ることができる(注文をする場合のみ)。外の席に着くと遅くても5分以内に店員さんが注文を取りに来てオーダーをする。かなり自由度が高いシステムだが、どこのバルも同じシステムなので、その辺の治安について、如何にグラナダが良いのかがうかがえる。だが反対に、スリが多いと言われるのもテラス席の存在が影響しているだろう。通行人がすぐそばを通るので、お酒を飲んで油断している客を狙って、ひったくりのようにすられることもあるらしい。アジア人は狙われる対象になりやすいので、常日頃から気を付けておく必要はある。

グラナダでの語学学校(CLM)での授業は、基本スペイン語で行われる。わからないところがあれば英語で質問をするが、それ以外はすべてスペイン語だ。この授業では、テストの点数だけでなく、意欲があるかどうかも評価の対象になる。「やるかやらないか」だけではなく「やりたいかやりたくないのか」も成績に反映されるので、わからないところや不安なところがあれば、徹底的に質問をしていく方がいいだろう。

まだグラナダに来て1週間。まだまだ知らないことだらけで、学校、友達、街並み、ホームステイなど、すべてが新しい。これから少しずつ慣れてくるころなので、また新たな発見や出会いを楽しみに暮らしていこうと思う。 

 

ケンチャナ

 


ホームステイ先からの景色     


ホームステイ先の隣のバルのテラス席


語学学校CLMの校舎内の様子


                  CLM付近の街並み


 




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