スペイン グラナダでの生活

 グラナダに滞在して20日以上が過ぎ、だんだんとここで生活に慣れてきた。朝歩いて語学学校まで行き、13時ごろに学校を出てお土産屋さんやバルによって帰宅する。そのような、心地良い一日のルーティーン的な物が定まってきた。その中でも、食事の時間が遅い習慣になれるのが最も時間がかかった。朝は8時に朝食なので何ら困ることはないが、昼食は15時、夕食は10時ごろと、かなり遅い時間に始まるので、朝食と昼食の間に何か間食をはさむのは普通のことらしい。

 CLMの語学学校では、どんどんレベルが上がってきており、授業中の質問もスペイン語でするようになった。もちろん、完璧なスペイン語ではないが、言い方が間違っていると教えてくれるし、しっかり質問の意図をくみ取ってくれるので、安心してたくさん質問をすることができる。CLMは授業の形態も授業以外の日(アクティビティやイベントなど)も充実して学べることが多いので、留学にはもってこいの語学施設だと思う。

 トリップイベントには、グラナダの西側に位置するロンダという場所に訪れた。車で二時間揺られながら田舎道を進むと、白と黄色に覆われた街が見えてきた。ロンダにある家の壁は、ほとんどが白と黄色で統一されており、街を見て歩くだけでもグラナダと違った雰囲気を楽しむことができる。闘牛場の中を観光したり、ヌエバ橋という大きな谷の上にある橋から景色を楽しんだりした。どれも日本ではもちろん、グラナダでも経験できないようなことなので、このようなアクティビティには積極的に参加しておこうと思う。

 そして、毎週火曜日にはSALA PREMIERという学校付近のバルで、CLMの生徒同士の国際交流、言語交換を目的としたパーティーが開催される。そこでは初めて出会う人や違った国から来た生徒たちと、お酒やタパスを楽しみながらお互いの国のことについて語った。学生同士が集まる場なので、気軽に入ることができ新しい友達を見つけることができるので、とても楽しく愉快なイベントだ。学校のイベントはそれだけではなく、校内でのフェアウェルパーティーや音楽イベントなどとにかくパーティーを開催しており、校内でのイベントの際は、CLMの学生はお酒とタパスを無料で提供してもらうことができるなど、スペインのお酒文化や食文化をそこで感じることができる。

 道中には、日本のコンビニの数以上のバルがあり、昼間から家族ずれもお酒と食事を楽しんでいる。バルの調査をするには最適な場所だが、お酒の飲みすぎには注意して、グラナダ生活を楽しみ満喫していきたいと思う。 


ケンチャナ


Pulpo a la bodegaタコ料理(2024/5/18/)

ロンダの街並みの様子(2024/5/12)

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