カナダ:日系人が多く住む街スティーブストン

スティーブストンでは戦時前まで主に鮭の缶詰工場として非常に栄えていた場所でもあり19世紀後半になると日本人移民の半分以上がこのエリアに住んでいた。カナダの日系社会でも最大の移住地がスティーブストンであり戦争中の抑留などの影響もあったが現在においても日系カナダ人のコミュニティーも存在している。


写真1. 日系漁師像(撮影日:2023年714日)

写真2. 船着場(撮影日:2023年7月14日)


のエリアでは日系人の歴史が非常に深く特に日本からの移民の一人である本間留吉は日系カナダ人の選挙権獲得運動に参加、彼を会長とし日本人漁師団体が設立され、このエリアでは今でも日系漁師像なども存在している。また、工野義兵衛は出身が和歌山県日野郡三尾村と呼ばれる場所からきており、彼がこの地に到着して以降多くの人たちを呼び寄せた結果スティーブストンの日本社会では三尾村の出身者が占めた。現在に至ってもカナダ和歌山県人会が存在するほどスティーブストンの日系人の祖先を辿っていくと和歌山から来た人が多いことがわかる。


写真3. 日系人が住んでいた地域の入り口(撮影日:2023年7月14日)

写真4. 案内板(撮影日:2023年7月14日)


在このエリアでは観光地化にされておりホエールウォッチングやジョージア湾缶詰工場の当時の環梅工場の中が見られるスポットともなっていて連日多くの観光客が来ている。また、71日のカナダデーにもなると花火が打ち上げられるなど多くのイベントもあこなわれている場所でもある

 

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