スペイン:人生初の闘牛、サッカー観戦

 スペインは世界的に有名な「闘牛文化」の本場であり、伝統、歴史ともに深く根付いている国です。そんなスペインで観たかったものの一つが闘牛で、今回マドリードの「Plaza de toros Monumental de Las Ventas」へ行きました。チケットは日陰か日向か選ぶことができて闘牛士の階級によっても値段は変わりますが、今回は前列日向席で31.5€ /人でした。
 

日本の闘牛は牛vs牛で力比べ、民間の伝統行事に近いのに対して、スペインの闘牛は人(マタドール)vs牛で牛は基本的に命を落とし、闘牛士が主役で芸術的なものとされており、一つのショーは約2時間で6頭登場し、1頭約20分で構成されています。
 

絶命した牛はロバ3頭に繋がれ引きずられて場外へ、稀に助かる恩赦を受けた牛は何頭もの白い牛に囲まれ退場し農場へ返される。私たちはあまり闘牛のことを知らずに行ったので予想外のことが多く、想像以上に残酷な姿を見て言葉に詰まってしまった。特に、絶命した牛を引きずって退場するシーンは非常に心痛く感じた瞬間で、これからの人生において動物や食材により一層感謝することを強く心に決めた瞬間でした。

                ラスベンタス闘牛場の様子(撮影日 2025/5/13)


                        闘牛の様子



「Estadio Santiago Bernabeu」でのサッカー観戦

ラ・リーガの「 Real Madrid vs RCD Mallorca 」5月14日21:30キックオフでした。
会場に入った瞬間、急斜面でピッチがすごく近く感じ、圧倒的な迫力であったことが印象的です。チケットは本当に場所や試合、座席によって変動し、私たちは一人3万弱の試合を選びました。

目の前で壮絶な戦いを繰り広げている姿に思わず胸が高鳴り、とても盛り上がる時間となりました。観客の声援や盛り上がりに今まで感じたことのないほどの衝撃を受けたことを覚えています。シュートを打った時、選手交代の時、ボールを止めた時、点を取った時、どの瞬間も見逃せない、素人でも心が熱くなり、スペインに行く機会があればぜひ一度生で体験してほしいという思いが強く心に残っています。

            エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウの様子(撮影日 2025/5/14)

 


                         試合終了時の様子                  


九条ネギ

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