台湾:台湾探検①

 4/2-4/4 高雄・台南旅

 松山駅発の自強号に乗って高雄へ。片道約5時間の電車。高雄に向かうにつれて景色も変われば、乗っている周りの人も変わっていく。みんなそれぞれの駅に降りていくのを見て、そこの街には私が知らないものがきっとたくさんあるんだろうなと想像する。高雄に近づくにつれて窓の外はだんだんと暗くなっていった。この日は着く時間が遅かったので、次の日の話を書いていこうと思う。

 高雄の観光地と検索し、出てきたのが“蓮池潭”。龍虎塔が有名な場所で、自分はその可愛らしさに惹かれ、行ってみることに。蓮池潭に着くと音楽が聞こえてきた。気になり近づいてみると、小さなステージがあり、誰かがカラオケをしている。台湾でたまに見かける光景である。誰かのカラオケとともに私は、彩鮮やかな塔を見に行く。ここで残念なことに気付く。龍虎塔は現在修理中で見ることが出来なかった。何のためにここまで来たのかと思ったが、有名な塔以外にも色々見ることができたので少し満足した。
  三日目の台南では少ししかいることが出来なかったので、ふらっと町散策をした。台湾でよく見かける交差点の角にあるお店探し。あるお店の目の前に可愛らしい木製の椅子と机が見えたので寄ってみる。豆花屋さんだ。ちょうど甘いものが食べたかったので豆花を注文して机に着く。台南は台北よりもはるかに暑くて汗だくだったが、豆花を待っているときにスーっと吹いてくる風が心地よく、眠くなってきた。しかし豆花のタピオカを見て目が覚める。こんなにも粒々なタピオカを見たことがない。食感はプチプチでいつも食べているタピオカと味は一緒なのに、大きさが違うだけでまた美味しさが違う。タピオカはとても興味深い…。

 
   写真1 蓮池潭(撮影日:2024/04/03)
 
 

 
写真2 古味豆花庄豆花(粉圓、芋圓)(撮影日:2024/04/04)


4/19-4/20 台中旅
 午前の授業が終わってすぐに寮を出てバスを乗り継ぐ。乗り換えが多く、途中桃園バスターミナルで降りなきゃいけないのに寝過ごしてしまった。多分バスに乗る前に飲んだ酔い止めのせいだろう。強制的に寝かせられるのだ。乗り過ごしてしまったが予定の一本遅れなので問題なく、少し遅めに台中に着いた。
 この日の気分は牛肉麵だったので、20分ほど歩いて目的のお店“吳家莊頂級牛肉麵”へ。お店の中は人がいっぱい。きっとここの地域で大人気なのだろう。少し高めの牛肉麵のお店で渋ってしまったが、せっかくの旅行なので気にせずに注文。小さめの牛肉麵を注文したが、普通にラーメン屋で食べるサイズ。大きいものはどれくらいなのだろう。濃いめのスープに細めの麺、薄切りの牛肉に少々の野菜。癖がなくて食べやすく、手が止まることなくズルズルと麺をすすり、いつの間にかなくなっていた。
 店を後にして、周辺を散歩。いつ間にか夜市に着いていて、台湾は本当に夜市が多いのだと実感する。夜市の名前は分からなかったが屋台がちらほら見られ、家族ずれや近所の人が集まって楽しんでいた。夜市というのは台湾の人々の生活の一部なのだと思うと、日本の文化とはまた違う良さがあって羨ましく思った。
 次の日、せっかくの旅行なのに寝坊をしてしまった。この日は第二市場に行くことにした。第二市場はインターネットで調べた際に、台中で行くべき場所として紹介をされていた。第二市場の最寄りのバス停を降りて大通りを渡り、路地裏に少し入ると賑やかな声が聞こえてきた。古く、小さな町工場のようなところにたくさんのお店とテーブル席があり、お昼時もあってみんな何か食べている。私は台湾のこのような建築が好きだ。「古さ」を生かしているような、懐かしさを感じ、そこの人々の生活を考えさせてくれるような建物。台湾建築の魅力をさらに気付いていきたい。

           写真3 吳家莊頂級牛肉麵 原汁牛肉麵(小)(撮影日:2024/04/19)

            写真4 第二市場(撮影日:2024/04/20)


                 写真5 第二市場(撮影日:2024/04/20)


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