ニュージーランド:初の海外なのに馴染みのあるもの
長期フィールドワークの名目で初の海外ニュージーランドに3ヶ月滞在することとなった。初めは心配しかなく、オークランドの空港からホストファミリーの家についてからも3ヶ月も一人で耐えられるのか不安しかなかった。
慣れない国の慣れない生活に不安になりながらも、英語の語学学校「ELA」の初登校に向かった。学校まではホストファミリーが車で送ってくれることになった。そこで私は日本の車であることに気づいた。車で向かっていくと車道には日本の自動車メーカーで溢れかえっていた。これほどまでに日本車が走っていることに私は驚きと共に馴染みのものを見ることができて少しホッとした。
写真1. 遊園地の前の大通りで走行していたホンダ
写真2. 学校の帰りのバス停近くに駐車してあったマツダ
写真3. オークランド中心街を走行していたトヨタ
学校に到着し、精華の同級生を見るととても安心できた。自分の知っている人がいることでとても励みになった。
学校が始まり1週間ほど過ぎると、生活にも慣れ不安はあまり感じなくなっていた。周りをよく観察することができるようになり、車についてもより深く見ることができた。ニュージーランドでは日本車が多く走っており、車種の年代が一回りも昔のものが多いため、今の日本では見ることのないようなものや新しい車種まで数多く走っている。車を見たり運転することが好きなため、登下校のバスの中では毎日窓から車を見ている。