タイ:ソンクラーン(水かけ祭り)への参加
สวัสดีค่ะ サワディーカー、Citronです。
今回は先日体験したソンクラーン(水かけ祭り)について紹介したいと思います。
タイにはソンクラーン(通称「水かけ祭り」)という新年を祝う伝統的な正月行事があって旧正月にあたる4月13日~15日に行われている世界的に有名な行事です。参加した後に調べてみたのですが「ソンクラーン」とはサンスクリット語で「移る」という意味があり太陽の軌道が白羊宮(Aries)へ移動することを指し、これは12か月の周期が終結して太陽暦による新年が始まることを意味することが分かりました。また水をかけるという行為には「敬意を払う」という意味があり、仏像や年長者などにも水をかけるようです。水かけ以外にもお寺で様々な儀式を行うなどするようで、ソンクラーンにはこれまでに積んできた功徳を先祖に捧げること、年長者が年少者に幸福を祈ることという2つの意義も持ち合わせているみたいです。[参照元 外務省: 日タイ修好120周年 タイのお祭り「ソンクラーン祭り」 (mofa.go.jp)]
私もそんな面白そうなお祭りに参加したいと思って真ん中の日である14日にチェンマイの市内にあるMAYAというデパートとその周辺に出向きました。向かっている途中のいたるところに水を汲んであるバケツなどが置いてあり、人々はそこから水鉄砲などを使って近くにいる人に水をかけまくるのです。
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写真1:町中にある水かけ用のバケツ (撮影日:2023年4月14日) |
市内の中央の方に行くほど人の数が増え、通行人だけでなく周りのお店の人からも水鉄砲やバケツで水をかけられます。時にはホースで直接水を浴びせられたり車道を走っている車の中から水をかけられたりすることもあります!
私がMAYAについたときにはもうすでに全身びしょびしょになっていました(笑)。
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写真2:ソンクラーン中の人々の様子 (撮影日:2023年4月14日) |
MAYAのあたりではより一段と盛り上がっていて、音楽フェスのようなものがやっていたり出店がたくさん出ていたりしました。そのほかにも水かけ合い専用の(?)広場みたいな場所もありものすごく楽しむことができ、老若男女関係なく水をかけあうので誰とでも仲良くなれる機会でもありました。
ぼーっとしていたり油断していたりすると背後から容赦なく水をかけられるので要注意です!
MAYAの中や市場に入ってみるとソンクラーンの飾り付けがしてあり、普段見られないような像などを見ることが出来るので、見ているだけでも満足感を得られるほど楽しめます。
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写真3:デパートの外でやっていたフェスの様子 (撮影日:2023年4月14日) |
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写真4:デパート内にあるソンクラーンの飾り (撮影日:2023年4月14日) |
これは後でバディの子に聞いた話なのですが、私みたいなことになるので「水かけ合いを避けて家でゆっくりしたりお寺の儀式に参加したりするだけで他は何もしない」というタイ人も多いようです。
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写真5:市場にあるソンクラーンの飾り (撮影日:2023年4月15日) |
Citron