フィリピン:一般的に使用されている公共交通機関

 フィリピンの公共交通機関は日本と大きく異なります。私がフィールドワークをしている地域(セブ島)では最もよく使われる交通手段はジプニーというものです。ジプニーは日本で言うとバスが1番近いものに当たると思います。

 他には、バイクタクシーや、自転車を改造して複数人乗れるようにしたこれもまたタクシーのようなもの、馬車のタクシー、一般的なタクシーなどの公共交通機関があります。

 今回はジプニーについて取り上げます。

写真1:ジプニー03b外観1

 ジプニーはとてもカラフルでユニークな物が多いです。車内は狭く大人数は乗ることができません。ジプニーには決まったルートがあり、Googleマップで調べるとどのジプニーに乗れば良いのかがわかります。しかし時刻表はあってないような物なのでイレギュラーが起きても対応できるように時間がギリギリの時は乗ることをお勧めしません。その場合はバイクタクシーをお勧めします。

写真2:ジプニー03b外観2

 ジプニーの乗り方はシンプルで、乗ったら行き先を運転手に伝えます。すると値段を言われるのであとは降りるところに着くまで座っておくだけです。しかし降りる時が少し面白いです。

 降りたい時には硬貨でジプニーの屋根についている手すりを叩きカンカンカンと鳴らします。

 この時のポイントは1ペソ硬貨が最も良い音色が出て、高い音なので止まってくれやすいと現地の方に教えてもらいました。

 あとは運転手にお金を渡すか、乗客の誰かに渡すのでバケツリレーのように運転手のところに運んでくれます。

写真3:車内1

そして1番のポイントは値段です。

30分ほど乗って値段はなんとたったの1217ペソ(約28円〜40円)です。同じ区間で乗ってもなぜか値段が日によって微妙に違う事があったり、友達と同時に乗っても人により値段が違う事もあったりするのですが、この範囲には収まります。


写真4:車内2

 他にポイントは5分に1本は走っているというところだと思います。また走っている途中にいきなり止まって歩いている人に乗っていかないかと客引きをしだしたり、それなりに人数が揃うまで走り出さなかったりと面白い乗り物です。

 安さと本数の多さ、見た目と、ジプニーは是非日本にも欲しいシステムだと思いました。

写真5:車内3(昼)
テオ

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