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5月, 2025の投稿を表示しています

タイ:食のあり方と手軽さ、安さ

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  今日で残り 28 日となりました。タイの担当教員と話していて感じたのは、ご飯を食べる際に利用する飲食店、屋台、学食の存在のあり方が、素晴らしいと感じるようになってきました。私たちは平日いわゆる月 ― 木の昼ご飯の時にはにはチェンマイ大学の食堂でご飯を食べます。基本的なタイ料理、タイの麺類が 30 バーツという破格的な安さです。多分量と値段、美味しさがタイ史上 1 番見合ってると思います。          写真1_ホテル近くの学生推奨の破格的な安さを誇るカオマンガイ                    写真2_大学の食堂からお送りする 30 バーツの世界                  写真3_学生が多く集うクイッティアオのお店 / 屋台   また、よく利用するメインプラザというマーケットや、ホテル付近では常に置かれている屋台があり、そこでは 50 〜 100 バーツで食事を楽しむことができます。よくここで夜ご飯を堪能します。日本は基本お店に入らないと食べることができないですが、このように常設している店や簡易的な屋台がある環境下での食事というのは稀であり、手軽に利用することもできます。辛いか辛くないかわからないものもあり、そこは難点ですが慣れていけば 120 円〜 250 円程度で済ますことが出来るのでそこも魅力なのだと思うことを伝えたい、今日のプログでした。(S.U.)                 写真4_ ホテル近くのご飯としては認識してないが名物スイーツ、ロッティ               写真5_ 2 と同じ世界線、色々盛り放題でタイの麺を選ぶことが出来るお店

セビージャのフェリア・デ・アブリルに参加してきました!

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 フラメンコを調査するうえで欠かせない、スペインのアンダルシア地方で行われる春祭り「Feria de Abril(フェリア・デ・アブリル)」。今回はセビージャでこの伝統的なお祭りに参加してきた。 〈フェリア・デ・アブリルとは?〉 スペインの聖週間、セマナサンタから二週間後に行われる一大イベントで、通常は4月に行われるためこの名前になっているが、今回は5月5日の深夜から11日の深夜までで行われていた。 地元の人々は「Caseta(カセタ)」と呼ばれるテントで料理やワインを食べながらフラメンコを踊って楽しんでいる。女性はフラメンコの衣装を着て、男性はスーツや乗馬スタイルで参加する。セビジャーナスというフラメンコを踊る際、最初に覚える伝統的なペアダンスが踊られていることが多い。 〈実際に参加してみた感想〉 入口の大きなイルミネーション「ポルターダ」をくぐるとたくさんのカセタが並んでおり、華やかなフラメンコ衣装を着て、頭に大きなお花をつけた美しい女性や馬に乗った男性、行きかうたくさんの馬車。まるで別世界な空間にわくわく!(写真①、②)                  写真① 入口にあるイルミネーション「ポルターダ」                  写真② 会場の様子 並んでいるカラフルな建物がカセタ   私も事前にフラメンコ衣装を買おうとお店を見てまわったが、値段を見て断念… マントンと呼ばれるショールとお花の髪飾りだけ買って参加することに。(写真③)                 写真③ 1日目に来ていた衣装(マントン、花飾り) 先ほど話した「Caseta(カセタ)」、実はほとんどがプライベートテントとなっており、招待がないとは入れないのだ。今回はプライベートのカセタには入れなかったが、一般の人も入れる「Casata Publica(パブリック・カセタ)」に行ってみた。 そこは地元の人や観光客でにぎわっており、雰囲気だけでも十分に楽しめる空間であった。そこで出会ったのが、お母さんがフラメンコダンサーだという女性。彼女自身も踊れるようで「一緒に踊ろう」と声をかけたところ快くうなずいてくれた。セビジャーナスは日本でも踊っていたが、現地に行くとリズム感をつかむのがとても難しかった。彼女にリードしてもらいながらおぼつかないながらも楽しく踊ることが...

スペイン : 聖週間「セマナサンタ」

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セマナサンタ」とはスペイン版のイースターであり聖週間です。 聖週間は、スペインにおける宗教行事で最も重要なイベントであり、2025年は4月13日(日)‐ 20日(日)でした。 この期間はキリストの受難、死、復活を追想するもので、スペインの文化、信仰の粋が結集されたイベントです。 私が住んでいたアンダルシア地方「グラナダ」は特に大規模に行われていました。 ここからはグラナダの聖週間の特徴を紹介します。 地元の兄弟会(cofradias)がキリストの受難や聖母マリアの像(pasos)を担いで町中を練り歩きますが「場所によってコンセプトが違う」というのが印象的です。 行列の参加者は伝統衣装(とんがり帽子とローブ)を身にまとい楽団が奏でる行進曲とともに行進します。 聖木曜日(Jueves santo)と聖金曜日(Viernes Santo)の夜の行列が非常に人気だということをホストマザーが教えてくれ、実際に観光客や地元の人たちで溢れかえっていました。 私の家は街の中心から近く、深夜の一時でも人がいっぱいで通れず家まで帰れない日もありました。 人も多く神輿の近くだとお香の匂いもきついですが、スペインに行く際に聖週間と被っていたら是非一度観覧してみることをお勧めします。                                                                      九条ネギ                                                     家の近くの様子、人が多く前に進めなかった                      ...

タイ:二度のバンコク渡航を経て

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  今回の留学中、 4 月 11 日~ 13 日と 5 月 8 日~ 12 日の計 8 日間バンコクへ滞在してきました。一回目の渡航の際はソンクラーンと呼ばれているタイの一年で最も盛り上がるとされる超大規模の水かけ祭りがあったので折角の機会、チェンマイとバンコクのどちらも体験してみようという目的で渡航しました。まずソンクラーンについての感想ですが、メイン会場のみならず街を歩いているだけで水がどこからともなく飛んでくる、何というか国全体がお祭り会場と化す雰囲気に圧倒されました。ソンクラーンという祭りがタイで言うお盆期間にあたることから、バンコクからの帰省者も多く、バンコクでは殆ど外国人観光客が集う場所になっていて、チェンマイではタイ人が多いことからまた雰囲気・様子が変わっているのも体験できたのでどっちも行ってみたのは正解だったと思っています。         写真1_バンコクでのソンクラーンの様子。カオサンロードにて             写真2_チェンマイでのソンクラーンの様子。ショッピングモール「MAYA」にて   バンコクは第二の都市とも言われるチェンマイと比較しても高層建築物の数や道路の整備具合などをみるとかなり発展しているシティですが、そんな都心においても少し大通りを外れればいつもの発展途上を感じるタイの風景があり、急速な発展を遂げている国の様子が簡単に感じ取ることができました。留学中にはタイ語だけではなく、タイの歴史や文化・経済発展についても学んでいるところだったので、授業で学んだ事について実際にこの目で見ることによって理解も深まりました。                      写真3_バンコク ヤワラート   二回目の渡航について、留学前からライブのチケットを購入していたことが主な理由ですが、一回目の渡航では二泊三日という短さに加えてソンクラーンもあってスケジュール的に行けていなかった場所も多くあったので、四泊五日かけてじっくりと散策しました。パッタヤーにも向かい、前回と併せてタイ三大寺院やその他様々な寺、ラン島、チャトゥチャック市場やヤワラート、カオサンロードなど、沢山巡りました。一言にまとめると非常に有意義で楽しかったです。(づみ)                 写真...