タイの一週間
タイで生活していて思うことがある。タイ人の生活スタイルは一週間の曜日とものすごく密接な関係にあると思う。日本においても金晩から土は遊び日曜に休む人など曜日に絡めた生活を送る人は少なくないのだが、特にタイにおいてはそれが凄まじいのである。というのもまず人の量。週末のショッピングセンターの密度がとにかく多い。おそらくよく通っているMAYAやセントラル・チェンマイであればその写真を見るだけで週末の写真かそうでないか容易に当てることができると思う。
写真1 旧市街の週末。エリア全体が何百件もの屋台で埋まる。
写真2 ワンニマンの週末。賑やかである。
写真3 ショッピングセンター「MAYA」の施設内。週末は特に沢山の人が来る。
またタイには各曜日にラッキーカラーが存在していて、自分が産まれた曜日のラッキーカラーや相性の良し悪しをとても気にしている。先生から聞いた話で特に驚いたのが、ラッキーカラーが緑の人が自分の好きな色の車を購入した際に、車の後ろに「みどり」と書かれたステッカーを貼り「この車は緑色の車だ」とするケースも少なくないという話だ。そこまでしてでも曜日の事についてこだわるのはなぜかというと、やはり仏教が関わっている。日本とは違い宗教が国の政治や教員、生活にまで深く浸透しているタイならではの事象であり、面白いと感じた。(づみ)