日本:京都の街の音3

調査ももう終盤ということで周縁から中心に入った6月の調査で訪れた寺町京極から新京極である。

調査を始める前からこの場所の人工音をいろいろ想定していたが、4月、5月と調査した今、素晴らしい想定していたよりも多くの音に出会うことができた。

各店から流れるBGM、そして商店街の音楽、何より新型コロナウイルス感染症の外出自粛が緩和され、活気にあふれた寺町京極、新京極で店員と客、あるいは学生同士など人と人との交流から生まれる音がみられるのがよかった。

想定外の音でいうと観光客向けに販売されている下駄の足音があり、また神社や寺などからまさに京都の古都の風景とモダンな風景が混ざりあって生まれた音がみられた。

写真1:新京極の通りの写真。
モダンな風景と古都の風景の両方から流れる音が
いかにも京都らしい。

周縁の通りとの大きな違いはやはり交通量だろう。大通りは交通量が多く、それだけでもにぎやかであるのに対し、寺町商店街では車、バイクは通ることができないため、車の走行音がきこえないのは調査をしている中でなんとも新鮮であった。

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