トルコ:sıcakkanlı なトルコ人
写真1.アンカラで出会った屋台。おじさんが毎朝チャイを無料でご馳走してくれた。 |
高速バス(日本の夜行バスのようなもの)の中にて。学生と知った乗務員さんがお菓子やジュースをくれた。 |
友達が連れていってくれたチョコレートが美味しいお店。トルコ人は食後にみんなで過ごす時間を大事にする。 |
海外に行くと、スリや危ない目に合うという話をよく聞く。それはトルコも同じで、特に観光客を目的としたぼったくりや詐欺はいくつかある。でも私がトルコに行って感じたのは、それよりも、人々の温かさだった。
今回はそれをいくつか紹介したい。
まずは電車内。私はこの留学中、犬に襲われて足を骨折し、松葉杖とギプスで生活する日々が1ヶ月ほど続いた。知らない土地で初めての骨折。不安しかなかったが、街の人々はそんな私にいつも声をかけてくれた。geçmiş olsun!「お大事に!」と言ってくれたり、車椅子を押すのを手伝ってくれたり。中でも思い出に残っているのが電車内のことで、私が乗る度に誰かが声をかけてくれ、椅子に座らせてくれた。日本でも席を譲ったりする光景はよく見るが、トルコはそれに加えて、立ってる人が座ってる人に声をかけてまで座らせてくれる。トルコの人達は人と人との距離感がとても近いのだ。
その他にも、お店に行ったらチャイを飲ませてくれたり(写真1)、道を聞いたらその場所まで連れていってくれたり、と、初対面であってもまるで友人かのように温かく接してくれる。それはトルコ人同士でも同じようで、弱い立場の人を助けるのはもちろん、頻繁にピクニックをしたり近所の人とパーティをしたり、日頃からコミュニティや関わりをすごく大事にしている。トルコで学んだ人との関わり方やコミュニティの在り方はとても素敵だった。そのことを今後の日本での生活にも活かせたらいいなと強く思う。
Yonca
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