台湾での留学生活を振り返って
台湾での留学生活が終わりました。この数か月は、私にとって貴重で充実した経験となりました。
初めて訪れた台湾は、文化や言語の違いに戸惑いながらも、新しい発見と学びの連続でした。
最初に到着したとき、漢字が多いので日本と共通点があり、意外と生活には馴染めました。とはいえ、トイレやシャワーの使い勝手に戸惑ったり、現地の気候に苦労したりもしました。特に湿度の高さは予想以上で、リュックサックにカビが生えるなど、環境に適応するのに時間がかかりました。
授業では、台湾華語の基礎から始まり、日常会話や文法を学びました。特に発音の難しさには苦労しましたが、クラスメートや寮の仲間と助け合いながら少しずつ上達しました。寮では、既に数か月滞在している日本人のおばあさんとの交流もあり、その精神を見習いながら勉強に励みました。
また、台湾各地の観光名所や夜市を訪れ、多くの美味しい料理を堪能しました。特に台南や士林夜市、花博公園などは印象深い場所です。牛肉麺や生煎包など、台湾ならではの食文化にも触れることができました。鼎泰豊の小籠包は、本場の中華料理という感じがしてとても美味しかったです。
写真1 大型スーパーのマンゴーの価格
現地のスーパーや飲食店でも、学んだ台湾華語を実際に使う機会が多くありました。例えば、夜市での買い物や食事の注文など、実践を通じて自信をつけることができました。
最後に、この留学を通じて得たものは、単なる語学力だけでなく、多様な文化に対する理解と適応力です。異国の地での経験は、自分を成長させ、視野を広げる大きな力となりました。これからも、この経験を活かし、さらに学び続けていきたいと思います。
日本での日常生活に戻りながらも、台湾での素晴らしい日々に感謝し、またいつか戻ってきたいと願っています。台湾で出会った全ての人々に感謝し、この貴重な経験を忘れずに、次のステップへと進んでいけたらよいなと思います。
写真2 台北101のマンホール