トルコ:ラマダンの春

 


Iftar(日没後)の食事。みんなカウントダウンをしてその時を待ちわびている。


Sahur (夜明け前)の食事。寮では遅くとも朝3時過ぎから用意がされている。



   町のいたるところにあるスイーツ店。食後は甘いものが欠かせない。

今年のトルコフィールドワークの時期は、イスラームにおいてラマザンの時期だ。

この行事はイスラム暦の第9月、最も聖なる月に約1ヶ月間行われ、今年の日程は311日から49日の29日間だ。ラマザン中、ムスリム達は日中の飲食、喫煙、悪口、性行為などを断ち、日々の生活を改めると共にアッラー()との絆を深めるために務める。中でも日中の飲食を経つ行為、断食は大きなイベントである。

私もせっかく来たからには、ということで初日から現時点(2024318)で約1週間、皆と同じように過ごしているが、食べること、そして飲むことが出来ないのは結構辛いと感じる。何日か経つと慣れては来るものの、やはり日中はお腹が空くし、sahur(夜明け前の食事)のために朝4時に起きるのは割とキツイ。

けれど周りの人も皆同じことをしている、と思えば不思議と乗り越えられるし、皆で囲むiftar(日没後の食事)は本当に楽しいひと時である。この行事は時期が被らないと体験出来ない貴重なものなので、あと20日程、そしてその後の祭りまで、存分に楽しみたいと思う。

※ラマザンは基本的にはRamadan(ラマダーン、ラマダン)と表記することが多いが、トルコ語表記はRamazanなのでそれに合わせてカタカナでも表記している。

Yonca

コメント

このブログの人気の投稿

台湾:美食散策

フィリピン:オンライン授業で先生が教えてくれたフィリピンの美しい景色

ニュージーランド:初の学外交流