台湾:留学生活を振り返って
約3ヶ月の台湾でのフィールドワークが終わりました。 長いようで短い留学生活が終わり、日本に帰り色々と振り返ってみました。 私にとって留学は少し大変でした。台湾の生活になかなか慣れず、身体的にも精神的にもしんどかった時期が続きました。しかし、その時期を含め留学生活を楽しいものにしてくれた友達や人との関わりがたくさんありました。 今回私が行った時期には日本人の留学生が多かったのですが、私の中国語クラスでは日本人は私1人でした。コミュニケーションをとる時は、英語か簡単な中国語だったので自分の考えを伝えるのが難しかったです。 しかし、理解しようと真剣に聞いてくれたので英語も中国語も話すことに恥ずかしさがなくなりました。日本人がたくさんいたのですが、年齢がバラバラだったので色んな人と関わることができて良い刺激でした。 その中でも2人の方に特に支えてもらいました。一緒にカフェに行って話したり、お買い物に行ったりと寮から出るきっかけを作ってくださったおかげで、だんだんと1人で台湾の街を歩いて散策ができるようになりました。 中山にあるカフェ(2025年4月15日) さらに、私よりとても中国語が上手な方達なので分からないときは発音や意味を聞いたりして勉強面でも助けてもらいました。帰国する日も見送りに来てくださって本当にいい人に巡り会えたと思っています! いい出会いができたのは、大学内だけでなくフィールドワークでもありました。ろう者の方が経営しているカフェで台湾のろう者の方達と会うことができ、さまざまなお話をすることが出来ました。 初めて会った私にも皆さんが親切に接してくれて、中国語も手話もまだまだな私に翻訳機などを通してコミュニケーションをとってくださいました。また台湾を訪れて会いに行きたいと思います。 迪化街で買ったお揃いの漁師バッグ(2025年5月10日) 士林駅近くのカフェ(2025年5月5日) 台湾で色々な経験をしてきましたが、まだまだ行ったことのない場所、食べ物、出会ってない人がたくさんいます。もう少し早く台湾の生活に慣れていたらと後悔もたくさんありますが、今回の長期フィールドワークは私にとってとても貴重な経験だと思います。今3回生なのでまだ大学で学ぶことがあります。その中で、今回の経験を活かしながら自分の研究を深めていこうと思...